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ADRCの活動
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ADRC活動報告

(1)2025年度ADRCオンライン津波セミナー

前回号でお知らせの通り、本年開催のADRCオンライン津波セミナーは、2025年
9月30日(火)15:00~16:15(日本時間、UTC+9)に開催されます。本セミ
ナーのテーマは「津波からの避難と被害の軽減」で、プログラムは以下の通り
です。


プログラム:
15:00 開会挨拶

ジェラルド・ポトゥタン アジア防災センター(ADRC)主任研究員/神戸大学客員准教授


15:05 「マルチハザード下における津波対策の概要」

テミリー・ベイカー 国連アジア太平洋経済社会委員会(UN ESCAP)ICT・DRR部プログラム管理官


15:20 「オペレーションL!STO:津波防災マニュアル」

ジョン・キエン・D・デベロス フィリピン内務・地方自治省地方自治アカデミー 地方自治研修開発部 地方自治運営担当官IV


15:35 「次なる地震・津波災害に向けた地域レベルでの防災への取組み-日本とインドネシアの比較-」

池田 誠 ADRC主任研究員/神戸大学客員准教授


15:50 ディスカッション


16:10 閉会の挨拶

笹原 顕雄 ADRC所長

詳細はオンライン津波セミナー特設ページ

(https://www.adrc.asia/acdr/2025tsunami.php)をご覧ください。


TSUNAMIセミナー_画像4.png

ご参加には、下記登録フォーム(https://bit.ly/TsunamiSeminar2025)より
Zoomウェビナーへの事前登録をお願いいたします。

皆様のご参加をお待ちしております!






(2)アジア防災会議2025の開催

今年度のアジア防災会議(ACDR)は、2025年12月17日から19日にかけて、東京
で開催されます。ACDR2025のテーマは、「共にレジリエンスを育む:巨大災害ACDR2025のウェブサイト.png
に備えた持続可能な社会の実現へ向けて(Forging Resilience Together:
Toward a Sustainable Society Prepared for Mega-Disasters)」です。

本会議は、内閣府主催で、ハイブリッド形式で開催されます。

詳細については、本紙面で順次お伝えする他、ACDR2025のウェブサイトでも情報を更新していきます。

ACDR2025のウェブサイト:https://acdr.adrc.asia/home/acdr2025


(2025/09/29 15:40)

<ADRC、ぼうさいこくたい2025で多用途防災アプリを紹介>


ADRCは9月7日、新潟市の朱鷺メッセで、富士山科学研究所と共同開発した防災アプリを紹介するワークショップを行いました。ワークショップは、防災の国内最大級イベント「ぼうさいこくたい2025」の一環として開催されたものです。同イベントは9月6日から7日にかけて開かれ、472の出展があり、全国から約1万9千人が現地に来場しました。

このアプリは、メッセージアプリ「LINE」を活用し、災害時に警報や避難情報を受信できるほか、現地の被害状況や必要な物資を簡単に発信できます。写真を位置情報付きで共有できるため、災害対策本部が現場の状況を迅速に把握することにも役立ちます。

当初は富士山噴火を想定して開発されましたが、火山に限らず、地震や洪水など多様な災害への対応にも活用可能です。ワークショップでは「いつも使っているLINEでやり取りできるのは操作が楽です」「様々な災害に活用できるのがいいです」といった声が寄せられました。

身近なデジタルツールを活用した今回の取組みは、地域住民から観光客まで幅広い層が防災に参加できる可能性を示し、

地域のレジリエンス強化に向けた一歩となりました。

2.右_画像2.png

2.左_画像1.jpg


(左)ぼうさいこくたい2025のブース展示 (右)参加者がアプリで投稿した写真と位置情報











<火山防災アプリをやまなし防災減災フェスで紹介>


ADRCは9月13日、甲府駅北口で開催された「やまなし防災減災フェス」において、

富士山科学研究所と共同開発した防災アプリを紹介しました。本フェスは防災をテーマに47の組織が参加し、2.下段_画像3.jpg

来場者に体験を通じて防災意識を高めてもらうことを目的に開かれました。

このアプリは、普段使い慣れているLINEを通じて災害情報を受信できるのが特徴で、被害状況や物資の要請を簡単に送信できるほか、位置情報付きの写真を共有することで災害対策本部が現場を迅速に把握できます。

アプリは前週、新潟市で開催された「ぼうさいこくたい2025」のワークショップでも紹介されており、幅広い災害に活用できる実践的な仕組みとして注目を集めました。甲府での展示では多くの来場者が操作を体験し、「外国人はLINEではなくWhatsAppも使えるのはいいですね」「位置情報がセットで送られるのは重要です」といった声が寄せられました。

富士山という地域の象徴を念頭に置きつつ、さまざまな災害への備えに資するこの取組みは、身近なデジタルツールを活かした住民参加型の防災の新しい形を示しています。 

(2025/9/29 15:40)

2025年6月8日から2025年8月5日

ADRCは、JICA課題別研修「持続性と強靭性確保のための防災(アフリカ)VOL390小川理事長.png2025」コースを、

2025年6月8日から2025年8月5日にかけてJICA関西との協力により実施しました。

研修には、ガーナ, ケニア, マラウイ, ルワンダ, シエラレオネ, ソマリア, スーダンの7か国から8名の防災担当行政官が参加し、

遠隔研修と来日研修によるハイブリッド形式で行われました。

本研修は、各国における災害対策を推進するために、地方防災計画案の策定および実践方法の習得を目指すものです。

研修員は講義や現地視察、防災タウンウォッチングや地方防災計画案策定の演習を通じて、対象都市の災害対策を検討しました。

研修実施にあたり、ご協力いただいた関係機関の担当者、大学の皆様に厚く御礼申し上げます。

(2025/09/29 15:40)

2025年9月30日

今年度のセミナーは、アジア太平洋地域における津波災害の最近の動向に関する情報提供と、備えと軽減策に関する指針を提供することを目的としています。
テーマ:津波からの避難と被害の軽減
日 時:2025年9月30日(火)
時 間:15:00 - 16:15(UTC+9)
講演者:日本、フィリピン、およびESCAP
形 式:オンライン
登 録:https://bit.ly/TsunamiSeminar2025
本セミナーでは、津波災害の予防および軽減活動における住民の関与についての実践的な知見を講演者から共有いただきます。 詳細は次号でお知らせいたします。皆様のご参加をお待ちしています。

津波セミナー.png

(2025/08/29 15:40)

2025年6月11日

2025年6月11日、第9回GLIDE運営委員会(SC)会議がオンラインで開催され、SCメンバー14名が参加しました。会議はラジェシュ・シャルマ運営委員長(UNDPバンコク事務所)が議長を務め、参加者はまず、最近のGLIDE関連の活動や、前週に開催されたAPI小委員会会議について報告しました。続いて、英国保健安全保障庁のバージニア・マレー教授から、前週のGPで発表されたハザード情報プロファイル(HIPs)のアップデートに関する特別報告がありました。多くのSCメンバー機関がHIPsとの連携に強い関心を持っており、今後も議論が継続されることが確認されました。

(2025/08/29 15:40)

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