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ADRCの活動
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ADRC活動報告

2019年11月26-29日(名古屋)

2019年11月26日から29日まで、日本の文部科学省、独立行政法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の共催により、アジア太平洋地域宇宙機関会議(Asia-Pacific Regional Space Agency Forum, APRSAF)の年次会合が名古屋で開催されました。 APRSAFはアジア太平洋地域における宇宙利用の促進を目的として1993年に設立された、アジア太平洋地域で最大規模の宇 宙関連会議です。この会議には、各国の宇宙機関や行政機関、国連等の国際機関や民間企業、研究機関等さまざまな組織が参 加しています。また、現在では、APRSAFでは4つの分科会(宇宙利用・宇宙技術・宇宙環境利用・宇宙教育)が設置され、各国 の宇宙活動や将来計画に関する情報交換を行うとともに、災害や環境など共通の問題解決に向けた具体的な国際協力活動を 行っています。 今回、ADRCは宇宙利用分科会のワーキングに参加し、「センチネルアジア」における緊急観測対応や今後の行動計画につ いて報告を行いました。「センチネルアジア」は、地球観測衛星画像などの情報を災害管理に活用しようとする活動です。 ADRCは、1996年からこのセンチネルアジアの枠組みの中で、災害発生時におけるメンバー国等からの緊急観測の要求の窓口としての 審査、宇宙機関との連絡調整等の役割を担っています。 

2019年11月7日(モンゴル、ウランバートル)

アジア防災センターは、2016年11月~2019年12月の3年間に実施されたJICAモンゴル国地震防災能力向上プロジェクトにプロジェクトメンバーの一員として参画しました。モンゴル国では西部地域を中心にマグニチュード8クラスの大地震が度々発生していることが地震年表に残されているほか、近年では、全人口の約半数が集まる首都ウランパートル市の近郊に3つの活断層が発見され、ウランバートル市内でも有感・無感の地震が増加するなど、地震リスクの高まりが懸念されています。こうした中、モンゴル国家非常事態庁(National Emergency Management Agency: NEMA)からの要請に基づき、成果1:災害・防災関連事業のデータ収集能力、機関間の連携調整能力の向上、成果2:耐震性評価及び建築物の耐震化に関連する行政機関職員の能力の向上、成果3:防災教育及び防災意識の啓発に係る能力の向上を目標とし、本プロジェクトが実施されました。
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アジア防災センターはこのうち成果3の活動を担当し、NEMAおよび教育文化スポーツ科学省(MECSS)と協力し、幼稚園、学校における防災教育ガイドライン及び教材の作成や教員研修、災害リスク軽減に関する教育、啓発教材の作成、住民への研修などの活動に関する支援を行いました。
本プロジェクトに関するさらに詳しい情報は、下記の最終報告書をご参照ください。
(pdf, 5.81MB, JICA Library)

(2020/03/03 10:40)
2019年11月5日、7~8日(神戸) 

原田中学2年生の2名がアジア防災センターに来られました。

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[トライやる・ウィーク 活動レポート:原田中学校 2年 ヴィサテップ パリサー] 
<11月5日(火)> 
・地すべり資料館の見学 
<11月7日(木)> 
・JICAの見学 
・鈴木さんのお話  人道支援  衛星を使用した防災(光学衛星、測位衛星) 
<11月8日(金)> 
・移民センターの見学 
<感想> 
Thank you for telling me about disaster prevention. The study tour was very meaningful for me, because I have learned a lot.  

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[トライやる・ウィーク 活動レポート:Harada Junior High School Kikuta Sakushi]  
<11月5日(火)> 
・仁川百合野町地区地すべり資料館の見学 
<11月7日(木)> 
・JICA見学 
・鈴木さんのお話 日中韓の関係、人道支援について 災害時の衛星を利用した支援方法や災害情報を伝えるための利用法 
<11月8日(金)>
 ・移民センター見学 ・レポート発表 
<全体を通して>
I learned about importance of disaster prevention and risk of disaster. It was precious experience. 
このトライやるウィークで聞いた話は、自分にとって初めて知ることばかりで、本当に貴重な経験になりました。 鈴木さん、小堀さん、地すべり資料館の方の、さまざまな考え方に触れ、自分の中の価値観が大きく変わりました。

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