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ADRCの活動
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ADRC活動報告

2023年2月2日~3日(オンライン)
20230202図1.png

2023年2月2日~3日にネパールのカトマンズで、第5回国土・地域計画プラットフォーム(SPP)会合が開催され、自然災害の増加や気候変動による国土計画の課題への対応を中心に議論が行われました。ADRCは本会議にオンラインで参加しました。

国土計画は、無計画な開発や急激な都市開発に対抗するための不可欠なツールであるため、この計画実践は、交通、インフラ、住宅、景観、レクリエーションなどだけでなく、より多くの国土に対する需要の高まりという固有の課題に直面しています。そこで、第5回SPPでは、気候変動の中で、土地や天然資源の慎重な利用を確保するための国土計画をどのように策定し、実施するかに取り組みました。

セッション「気候変動適応のための国土計画と地域アプローチ」では、バングラデシュ、マレーシア、フィリピン、ウガンダの経験が紹介されました。自然災害の多いフィリピンでは、政府は国土計画の全体的な枠組みを採用し、次のような貢献をしています。1) 地域間の接続性を改善し、経済機会や社会サービスへのアクセスを向上させることで包括的な成長を実現する、2) 首都圏の混雑を緩和し、国内の主要都市に成長を誘導する、3) 災害の影響を緩和・軽減するために脆弱性削減戦略を取り入れる、4) 部門計画、地域・地方開発計画、地方政府の土地利用計画と国家枠組みを整合させ、一貫性を確保する、などです。

会議の詳細は、オンラインでアクセスできます: 
(2023/02/09 15:00)
2023年1月31日

先月もお知らせの通り、アジア防災センター(ADRC)は今年度のアジア防災会議2022(ACDR2022)を、3年ぶりに対面とオンラインのハイブリッド方式で開催します。ACDRは、毎年、日本を含むADRCメンバー国で開催され、メンバー国や防災関連機関からの関係者とともに、アジア諸国における防災の課題について議論を行う場を提供しています。

本年度のアジア防災会議は、「WHAT IS NEXT? -過去に学び、未来に備える-」をテーマに、仙台市で開催予定です。

本会議の概要は、以下の通りです。

<日時>
2023年3月10日(金)- 12日(日)
*10日の会合はメンバー国のみ、11日終日及び12日午前が一般公開セッション

 <会場>
仙台国際センター
住所:仙台市青葉区青葉山

 <プログラム(案)>
2023年3月11日(土)
開会
関東大震災100年記念特別セッション
セッション1:大規模災害とその対策

2023年3月12日(日)
セッション2:仙台防災枠組の取組みにおけるデータ連携の拡大 -GLIDE 
(GLobal IDEntifierNumber)の利用促進
セッション3:衛星を活用した防災・危機管理情報の提供
閉会

本会議への対面およびオンライン参加ご希望の方は、以下のサイトから登録を行えます。


本会議に関する詳細につきましては、上記ウェブサイトおよび本紙面において、お知らせしていきます。皆様のご参加をお待ちしております。
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(2023/01/31 15:00)
2022年12月27日

ADRCは、2023年3月10日から12日にかけて 、2022年度のアジア防災会議(ACDR2022)「WHAT IS NEXT? -過去に学び、未来に備える-」を、仙台市で開催します(3月10日の会合はメンバー国およびアドバイザー国対象。主要会議は3月11日から開催)。ACDR2022は、対面およびオンラインのハイブリッド形式で実施されます。

本会議では、関東大震災に関するスペシャルセッションのほか、「大規模災害とその対策」、「仙台防災枠組の取組みにおけるデータ連携の拡大― GLIDE (GLobal IDEntifier Number)の利用促進」、「衛星を活用した防災・危機管理情報の提供」といったセッションを予定しています。

ACDR2022の詳細につきましては、ACDR2022のウェブサイト上で順次公開していきます。また、会議への参加も受け付けていますので、下記のサイトからご登録ください。また、次号以降の本紙面で、更に詳細をお伝えしていきます。
20221227図1.png

(2022/12/27 15:00)

2022年12月13日(オンライン)

2022年12月13日、21:00-22:30(日本時間)に第4回GLIDE運営委員会がオンラインで開催されました。

ADRC、CRED、EU/JRC、IDMC、IFRC、東北大学、UNDP、WMO等、運営委員会メンバー機関より計14名が出席しました。災害データに関連する最近の国際イベントの成果や、最近のGLIDEシステム機能の開発状況について共有した後、GLIDEを用いたデータベースの接続性向上をどのように推進するかについて、活発な議論が行われました。今後、各メンバーがGLIDEを通じた連携を進めていくことを確認し、閉会しました。
(2022/12/20 15:00)
2022年12月12日~24日 (日本、神戸)

ADRCは、JICA課題別研修「防災主流化の促進コース」をJICA関西と協力して、2022年12月12日から24日に実施しました。本研修には、バングラデシュ、インドネシア、メキシコの3ヶ国から5名の中央・地方政府防災担当幹部職員が参加しました。

本プログラムは、防災主流化の概念、開発政策への防災の統合、政策レベルでの防災主流化の促進手法、日本の様々な知見等について共有し、参加国の防災戦略を検討することを目的としています。

研修員は2週間のプログラムで、各種災害対策に関する講義、視察、討論演習に積極的に参加しました。研修後には、自国の防災対策を改善し、自然災害から人命や経済の損失を削減していくために活躍することが期待されています。

当研修実施にあたり、御講義いただきました各関係機関・大学の皆様に厚く御礼申し上げます。今後とも引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(2023/01/05 15:00)
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