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ADRC活動報告

2020年8月27日、9月10日(オンライン)

アジア防災センター(ADRC)はブルネイ国教育省と協力し、「学校での防災教育の推進事業」の教員に対するオンライン・セミナーを8月27日及び9月10日の2回にわたり実施しました。本プロジェクトは日本アセアン統合基金プロジェクトの1つであり、アセアン10ヵ国における学校での防災教育推進を目的とした教員研修を小中学校レベルで実施しています。
当初は、本プロジェクトをブルネイの首都バンダルスリブガワンにて実施する予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の拡大を考慮し、オンラインで教員研修を行うことになりました。
2日間の教員研修には、ブルネイの6学区全てから60名以上の中学校教員と教育省職員が参加しました。
始めに、アジア防災センター中川雅章所長より、日本の防災教育を紹介し、効果的な教授法をブルネイの防災教育に活用することにより災害に強い社会を目指したいとの挨拶がありました。
次に、兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究科 諏訪清二特任教授より日本の防災教育事情について「防災と防災教育」の講義がありました。講義では、日本の防災教育についてどのような科目でどの災害を教えているかなどについて教材を交えながら紹介されました。例えば、日本の中学校のカリキュラムでは、「理科」で天候、豪雨、地形の変化、地震・火山のメカニズムについて、また「社会」ではライフライン、防災関係機関、過去の災害について学習しています。講義の後は、各学区のグループに分かれ避難についての演習を行いました。参加者からは、日本の防災教育に大変関心をもち、防災教育について更に学びたいとの要望がありました。       (2020/9/10 09:50)

                        
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