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ADRCの活動
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ADRC活動報告

2009年12月21~22日(ラオス、ルアンナムタ)


2009年12月21日~22日、ラオス国家防災室(NDMO)とアジア防災センターは同国ルアンナムタ県にて、地方行政官を対象としたワークショップを開催し、同県の防災担当行政官約30名と、NDMOから3名、ADRCから1名が参加しました。

このワークショップはASEAN地方行政官能力強化プロジェクトの一部であり、ラオスで実施されるものとしてはビエンチャン県、ボリカムサイ県に続く、3回目のワークショップとなるものです。

luangnamtha.JPG期間中、参加した地方行政官は、災害と、リスク、中央・地方の防災法制度、リスク評価、洪水対策などの講義を受講しました。講義は2009年6月に本プロジェクトで実施した講師育成のための研修(TOT)を元に進められ、TOTの参加者が今回の研修で講師を務めています。NDMO、同県の行政官のサポートを受け、活発な議論が繰り広げられ、実りあるものとなりました。

この研修の成果が他の県にも共有され、同国の地方行政官能力強化の一助となることが期待されます。

今後2010年前半には、本プロジェクトの1年目対象国カンボジア、ベトナムにおいても、同様の地方行政官を対象とした研修が計画されています。


 (2010/01/04 17:40)

2009年12月21~23日(ビシュケク、キルギス)


キルギス緊急事態省(Ministry of Emergencies)を訪れ、キルギスにおける自然災害への宇宙技術利用と今後の協力関係の強化について協議しました。
また、中央アジア応用地球科学研究所(Central Asian Institute of Applied Geosciences) において、自然災害に対する宇宙技術利用について協議しました。


(2009/12/24 17:30)

2009年12月13~14日(ダッカ、バングラデシュ)


1.JPGのサムネール画像アジア防災センター(ADRC)は、バングラデシュ・ダッカで開催された「バングラデシュにおける竜巻災害の軽減に関する国際フォーラム」(主催:東京工芸大学、バングラデシュ政府食料・防災省、防衛省、国際風工学会、バングラデシュ災害予防センター)に参加し、「ガバナンスと政策」、「災害に関する意識啓発・教育」について発表を行いました。

バングラデシュではサイクロン、洪水、高潮等の災害に脆弱であることが知られていますが、1996年にタンガイル地方で発生した竜巻では約700人の死者を出すなど竜巻による被害も甚大であるにもかかわらず、その対策はほとんどなされていないのが現状です。このような状況に鑑みて、今回のフォーラムは、竜巻等の局地的な災害に関する意識啓発を行うとともに、そのような災害に対する戦略を策定するなどにより、災害リスクの軽減を図っていくことなどを目指したものです。

ADRCの発表では、南アジア地域連合諸国における兵庫行動枠組の進捗状況や諸課題、災害に関する意識啓発・教育の意義及びバングラデシュでした実施した防災教育の事例等について説明を行いました。詳しくは、http://www.iawe.org/WRDRR_Bangladesh/を参照下さい。


(2009/12/14 13:10)

2009年12月7~12日(ダッカ、バングラデシュ)

errp200912_1.jpg2009年12月10日から12日にかけて、ダッカでERRPの第4回地域ワークショップを開催しました。ERRP各国担当者・内外の関係者が多数出席し、技術・財務・評価それぞれの分科会において、また全体会議においても活発な意見交換が行われました。最終日には、ミルプル自治消防隊訓練センターを訪れ地震時避難訓練を見学しました。バングラデシュではこれまで水害防災が主でしたが、地震防災にもより積極的に取組む意気込みを感じました。過去2年間のERRP活動の成果を生かして、今後もERRPを各国レベルで更に展開していくよう要望して閉会しました。


errp200912_2.jpgまた、12月7日-8日の2日間、ランガマティ(チッタゴンから車で北東に約3時間のところ)にて現地技術指導を行いました。現地の建築技術者30名に対して「地震に対して強い組積造建物について」そして「鉄筋コンクリート造建物の品質管理について」技術面での指導と意見交換を実施しました。その後、いくつかの建築現場を訪れて技術者同士の有意義な意見交換を行うことが出来ました。

(2009/12/15 19:10)

 2009年12月1~3日(マニラ、フィリピン) 

 

アジア防災センター(ADRC)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協力し、衛星画像データを活用した防災事業をアジア地域において推進しています。
9月26日にフィリピンのルソン島中部をおそった台風16号(Ketsana)は首都圏のメトロマニラ地域に記録的な大雨を降らし、それにより甚大な洪水被害がもたらされました。ADRCはフィリピン地震火山研究所(PHIVOLCS)の要求を受けて緊急衛星観測を要請し、地球観測衛星による緊急観測データがセンチネルアジアよりPHIVOLCSに提供されています。
ADRCはこの災害緊急衛星観測のフォローアップ調査として、フィリピンのリーモートセンシングおよび防災の専門的な機関である、PHIVOLCS、民間防衛室(OCD)、国家防災センター、鉱山・地質科学局等の担当者に直接当たり、提供データの利用状況の聞き取り調査を行いました。また、マニラ市内で現地調査を実施し、観測された衛星画像データと現地の被災状況との対比を行いました。

 

(2009/12/07 17:30)

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