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ADRCの活動
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ADRC活動報告

2022年5月31日(アンケート結果)
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ADRCは、先月のADRCハイライト(ニュースレター)で報告した通り、外国人研究員(VR:Visiting Researcher)の研究を支援する「DRRレクチャーシリーズ」を、2022年3月に開催しました。合計8回の講義においては、VR8名のほかに、ADRCのカウンタパートである各国の防災担当機関から、延べ人数722名が聴講されました。今回は、「DRRレクチャーシリーズ」開催後に、VR8名にアンケート調査を実施したので、回答を幾つか紹介いたします。なお、いずれの質問も5段階評価になっています。

質問「ADRC DRRレクチャーシリーズで提供された話題は適切でしたか。」について、いずれも「とてもよかった」もしくは「素晴らしい」と回答されました。また、「期待した情報が得られましたか。」についても、いずれも「とてもよかった」もしくは「素晴らしい」と回答されました。最後に、「現在携わっている防災業務へ生かせるような学びがありましたか。」との質問についても、全てのVRの方々から「活かすことができる」以上の回答を頂きました。

ADRCとしては、今後も防災の専門家の方々とネットワーク強化を図り、メンバー国の皆様に情報発信を続けていきます。

(2022/05/31 15:00)

2022年5月24日~7月8日(オンライン)

アジア防災センター(ADRC)は、JICA課題別研修「中南米総合防災コース」をJICA関西と協力して、2022年5月24日から7月8日にオンラインで実施しました。

本研修には、コロンビア、ドミニカ共和国、エクアドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルーの中南米10ヶ国から18名の中央・地方政府防災担当者が参加しました。

研修員は7週間のプログラムで、各種災害対策に関する講義や地方防災計画策定演習に積極的に参加し、対象地域の地方防災計画案を策定しました。研修後に、自国の防災対策を改善し、自然災害から人命や経済の損失を削減していくために活躍することが期待されています。

当研修実施にあたり、御講義いただきました各関係機関・大学の皆様に厚く御礼申し上げます。今後とも引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

(2022/08/31 15:00)
2022年5月23日~28日(インドネシア、バリ)
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ADRCは、2022年5月23日から28日までインドネシアのバリ島で開催された第7回防災グローバルプラットフォームに参加しました。数あるイベントの中で、ADRCが参加したのは以下の通りです。

1) マルチハザード早期警報会議(2022年5月23-24日)では、影響ベースの予測、予測ベースの融資、早期警報早期行動、予測行動、早期警報の有効性に関する新しい動向について学びました。
2) 世界復興会議(2022年5月23-24日)は、環境に優しく、レジリエントな未来への道と、パンデミック後の世界のための復興モデルについて示してくれました。
3) 仙台防災枠組の中間レビュー(2022年5月26-27日)では、進捗のあった分野である資金調達とガバナンス(全体会合1)、マルチハザードとシステマティックリスク(全体会合2)、運用環境(全体会合3)の分野における実施状況の洞察について得ることができました。

また、本会合のほか、アジア開発銀行(ADB)、ASEAN事務局、タイ防災局、フィリピン民間防衛室、フィジー、カンボジアの関係者との個別会談を行いました。

ADRCの中川所長は、アジア太平洋地域における越境リスクに対応するため、地域間パートナーシップの強化に取り組むことを表明しました。その中でADRCが現在取り組んでいるGLIDEと、国境を越えた災害への備え、対応、復旧を強化するための宇宙技術(センチネル・アジアや準天頂衛星システムなど)の2つの取り組みについて紹介しました。このステイトメントは、共同議長サマリーであるバリ・アジェンダで言及された課題の1つである「効果的な災害リスク管理は、縦割りされ、限定されたセクター間や国境を越えたアプローチによりしばしば妨げられている」に対応することを意図したものです。
ステイトメントの詳細は以下をご覧ください(https://bit.ly/3tHvFuQ)。 

2022/06/30 (15:00)
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