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ADRCの活動
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ADRC活動報告

2009年8月19~20日(シンガポール国)

IMG_2027.JPGアジア防災センターは、ASEAN米国技術協力・訓練ファシリティが2009年8月19~20日にシンガポールのシンガポール民間防衛隊(Singapore Civil Defense Force)オフィスにおいて開催したリスク評価・モニタリング及び早期警戒に関するワーキンググループ会合に参加しました。

会合には、ASEAN事務局、ASEAN米国技術協力・訓練ファシリティ、国連開発計画及び太平洋災害センターを初めとして、シンガポール、カンボジア、フィリピン、インドネシア、ベトナム政府の災害情報担当官が参加し、ASEAN諸国におけるリスク評価・モニタリング及び早期警戒の在り方について活発な議論が展開されました。

アジア防災センターは、国連開発計画及び太平洋災害センターと共に防災における災害データベースの重要性に関するプレゼンテーションを行いました。リスク評価・モニタリング及び早期警戒に関するASEAN諸国における議論は緒についたばかりであり、そうした分野における我が国の先進的な知見やノウハウを移転すべく今後も積極的に議論に参加してきます。

(2009/9/1 11:30)

2009年8月17~18日(バンコク、タイ)


タイ国内務省防災局の支援により、「ASEAN災害対策における地方行政官能力強化プロジェクト・ワークショップ」が、8月17日および18日に開催されました。

ADRCは2008年8月より、日本・ASEAN統合基金(JAIF)プロジェクトの1つである「災害対策における地方行政官能力強化プロジェクト」を実施しています。本プロジェクトは全ASEAN加盟国を対象とするもので、実施開始年度ごとに以下の3グループに分けて実施しています。

 

 第1開始年Gr(実施期間;2008年8月~2010年3月):カンボジア、ラオス、ベトナム

 第2開始年Gr(実施期間:2009年3月~20010年12月):ブルネイ、マレーシア、フィリピン、タイ

 第3開始年Gr(実施期間:2010年2月~2011年9月):インドネシア、ミャンマー、シンガポール

 

本ワークショップの目的は以下のとおりです。

 (1) ASEANにおける本プロジェクトの基本理念と方向性の再確認

 (2) 本プロジェクトに関する情報の共有

 (3) 本プロジェクトの向上への貢献

 

最初のセッションにおいて、ASEAN事務局より「日本・ASEAN統合基金プロジェクト」の概要が、ADRCより本プロジェクト(行政官能力強化プロジェクト)の実施状況が説明されました。引き続いて、開始年グループ毎に各国代表者よりプロジェクトの進捗状況、関連トピックスなどが発表され、活発な質疑応答や意見交換が行われました。


(2009/08/18 17:30)

2009年8月17~19日(マレーシア、クアラルンプール)


blog_gr.jpgアジア防災センター(ADRC)は、国際協力機構(JICA)と協力し、2009年8月17日から19日にかけて、JICA 草の根技術協力事業「アジアNGO防災研修」の3年次プログラムをマレーシア・クアラルンプールで実施しました。

本プロジェクトの最終年度である今年は、研修の成果として防災ツール集の作成を行うこととしており、クアラルンプールでは、ツール集作成にかかる内部打ち合せ及びツールに関するワークショップを開催しました。


18日に開催されたワークショップには、マレーシアで活躍する防災・環境関連のNGOや政府関係者を中心に20名が一堂に会しました。ワークショップでは、一年次研修員が本事業を通じて取得した防災ツールや手法を自国の防災活動に適用したケーススタディを紹介し、ツールや手法そのものを紹介するだけでなく、その適用に焦点を当てて発表が行なわれました。

ワークショップ参加者からは、ツールを使うことにより住民に与えることのできたインパクト、マレーシアでのコミュニティ防災ツールの適用に関するアドバイス、地方行政官の取り入れ方、災害記念館の運営等について多くの質問やフィードバックが寄せられました。

今後、ワークショップで得られたフィードバックを反映させ、防災ツール集の年内の発行を目指しています。

 

(2009/08/27 17:40) 

2009年8月13~14日(韓国、インチョン)


326.jpgのサムネール画像

ADRCは2009年8月13~14日、韓国のインチョンで開催された2009年第2回ISDR Asia Partnership会合に参加しました。会議では2009年6月16日から19日に実施された第2回防災グローバル・プラットフォーム会合のフォローアップや、クアラルンプール行動計画、そして2010年10月25~28日にインチョンで予定されている第4回アジア防災閣僚会議の準備等について議論されました。

韓国消防防災庁(NEMA)のYeon-Soo Park氏から第4回アジア防災閣僚会議に関する発表があり、各国政府、国際機関等に対し、会議開催にあたり積極的な参加を求めました。

続いて、参加者は兵庫行動枠組(HFA)中間報告、クアラルンプール行動計画等の取り組みについて意見交換が行われました。ADRC是澤所長はADRCの現在及び今後の活動について紹介し、特に2009年1月17日~19日に神戸で開催されるアジア防災会議2010(ACDR2010)及びIRPフォーラム等について言及しました。なお同会議については、今後、ADRCのウェブサイトにて逐次情報提供を行います。

なお、8月11日にはUNISDR 北東アジアサブ地域事務所及びUNISDR防災研修院の開所式と、防災分野における地方政府の連携に関する会議(ISDR、インチョン市共催)が開催され、ADRCは出席の機会を得ました。


(2009/08/25 17:40)

2009年8月1日~4日(インド)

relocation site.JPG
国際復興支援プラットフォーム(IRP)事務局は、2001年1月に発生したグジャラート地震の復興状況について現地調査を実施しました。現地では、移転による住宅再建の状況を確認したほか、復興に携わる現地政府やNGOとの意見交換などを行いました。
今回の現地調査の詳細な情報は、IRPのウェブサイトに掲載予定です。(http://www.recoveryplatform.org/)

(2009/08/01 14:20)
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