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ADRCの活動
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ADRC活動報告: 地域・国名 >> シンガポール

2023年8月21日(シンガポール)
20230821図1.pngのサムネール画像

ADRCは、2023年8月21日にシンガポールで開催された第1回災害レジリエンスに関するASEAN地域間ダイアログ(AIDDR)に参加しました。AIDDRは、「越境リスクからのレジリエンス構築に関する地域的視点」をテーマに、アジア太平洋地域の地域機関を招集し、越境災害リスクおよびその他の新たな災害リスクに関する問題への影響を理解し、管理し、軽減するための戦略と現在のアプローチを探求しました。AIDDRは、以下の2つの主要な目的を達成することを目指しました。

1)災害リスク管理に関する地域機関間の協力関係を促進するための潜在的な道を探ること
2)知識交換と能力開発に特に焦点を当て、地域間のパートナーシップと協力を確立するための基礎を築くこと

ADRCを代表してポトゥタン氏は、国境を越えた災害を管理する際の課題の一つは、プロトコルやロジスティック・アプローチなど、影響を受ける国々の災害リスク管理(DRM)システムが通常異なることであると述べました。このような状況の中、ADRCは以下のような共通のプラットフォームを利用して、31カ国のメンバー国間での協力を促進していると説明しました。

1)GLIDE番号システムを利用した越境災害の共通識別の割り当てなど、越境リスクに関する情報共有
2)衛星、特に準天頂衛星システム(QZSS)とセンチネル・アジアを利用した越境リスクの早期警報

AIDDRでの議論に基づき、ASEAN事務局は次のステップを推進することを表明しました。

1)地域間の連携を強化するため、地域間対話を継続する
2)更なる協力と相乗効果を発揮するための取り組みに関する情報を提供するため、地域組織のキャパシティ・マッピングを実施する
3)データ共有、早期警戒、知識交換の分野における協力の提案を追求する
(2023/08/28 15:00)
2018年11月6~9日(シンガポール)

2018年11月6日から9日までシンガポールで開催された、SSTA(シンガポール宇宙技術協会)と経済産業省とJAXA共催による標記の会議にADRCは出席しました。会議にはアジア太平洋の衛星関連機関、政府機関、国際機関、開発援助機関、民間企業、大学や研究機関など40以上の国と地域から多くの関係者が参加しました。この会議は4つのワーキンググループ(アプリケーション、技術、環境活用、教育)と、小型衛星開発及びISSの実験棟「きぼう」利用推進ワークショップ、及び本会議で構成されました。
この中でADRCは宇宙アプリケーションWGに参加してセンチネルアジアの運営状況を報告し、本会議ではセンチネルアジアのこれまでの発展と運営委員会による戦略計画策定及び前週淡路で開催されたセンチネルアジアJPTMでの承認の報告を行いました。
最終日には議長からセンチネルアジア戦略計画の実行を進める提言がなされました。ADRCは今後も関係機関と連携を強化しながらセンチネルアジアの推進に取り組んでいきます。

(2018/11/31 18:30)
2015年6月30日~7月1日(シンガポール)

 アジア防災センター(ADRC)は、2015年6月30日から7月1日までシンガポールのCRISP(シンガポール大学リモートセンシングセンター)で開催された、センチネルアジアのステアリングコミッティー準備会議に出席しました。会議にはシンガポール、ベトナム、台湾、日本の衛星関連機関からの約12名が参加しました。この会議の主な内容はセンチネルアジアにおいて発足が予定されるステアリングコミッティーの方向性について協議されました。ADRCは本会議において、センチネルアジアの仕組みの中での活動実績、アンケート調査に基づいた要求者の満足度について発表しました。

(2015/07/06 18:30)

2012年5月14日15日 シンガポール

ハーバード・ケネディ・スクールとシンガポール大学は共同でアジア公共政策フォーラムを開催いたしました。
フォーラムには大学、研究機関、民間企業、政府などから約80名が参加し、アジアの災害対策をテーマに各種報告が行われ、活発な議論が展開されました。
民間企業のBCP取組推進をテーマにしたセッションではADRCがモデレータ-として参加し、効果的な官民連携の促進に向けた公共政策の在り方について議論を行いました。
http://www.ash.harvard.edu/ash/APPF

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(2012/5/17 11:30)
2011年12月5日 (シンガポール)

2011年12月5日から9日の5日間にわたり、シンガポールにおいて、アジア太平洋地域宇宙機関フォーラムが開催され、アジア防災センターからも参加しました。この会議には、アジア太平洋地域諸国の宇宙関係機関の担当者を中心に、関連機関・企業の専門家や学識経験者など200名以上が集まりました。今回の会議テーマは、「明日の環境のための地域協力」でした。

会議では、最初の3日間「地球観測」「情報衛星の応用」「宇宙教育」「宇宙環境利用」の4つの作業部会が行われ、後半の2日間に総会が行われました。また、日本人宇宙飛行士の野口聡一氏による「宇宙飛行士による宇宙からの地球の景観」と題する特別セッションも行われました。

アジア防災センターは、9日に行われた総会のセンチネルアジアのセッションで「センチネルアジアにおけるアジア防災センターの活動」と「東日本大震災における宇宙技術の貢献」と題した二つの発表を行い、センチネルアジアのしくみの中でのアジア防災センターの活動内容の紹介と、東日本大震災に際しての事前の予防対策から得られた教訓や、災害後の対応活動などについての衛星画像や通信衛星の活用による話題提供を行いました。

(2011/12/05 13:40)

2011年5月9日-10日(カンボジア、シエムリアップ)


平成23年5月9、10日にカンボジア国、シエムリアップで開催された、第22回アセアン宇宙技術利用小委員会(SCOSA)会議へ出席しました。
 この会議では、アセアン各国の宇宙技術に関係する機関が出席し、SCOSAで実施しているプロジェクトや新しいプロジェクト、そして、宇宙技術の利用に関する課題が話し合われました。
 アジア防災センターは、現在、日本アセアン統合基金による、「災害管理における衛星画像の防災利用」プロジェクトを、アジア工科大学の協力のもとに実施しており、この会議で、プロジェクトの実施状況を報告しました。
 このプロジェクトは、シンガポール及びマレーシアを除くアセアン8ヶ国を対象として、防災分野への衛星画像利用を促進するものであり、講習と実習を各国で実施しています。
なお、プロジェクトの概要および実施状況は、http://www.geoinfo.ait.ac.th/adrc/index.htmで公開しています。

2011/6/2 13;20

2010年3月11~12日(シンガポール


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ADRCは、ASEANの協力機関として、シンガポールで開催された第15回ASEAN防災委員会(ACDM)会議および第4回ACDM+3高級実務者会合(SOM)に参加しました。


3月11日に開催されたACDM会議では、最初に議長の選出が行われ、フィリピンが議長として選出されました。

今回のACDM会議の主要な議題として、AADMER行動計画2010-2015およびASEAN防災人道支援調整センター(AHAセンター)の立ち上げ・運用が討議されました。


3月12日に開催されたACDM+3SOP会議では、日本政府代表より、ASEANの防災への取り組みに対する日本の協力として、日・ASEAN統合基金を通じた事業等が紹介され、その中で、①大規模災害に対するAADMERに基づく緊急支援能力の強化、②AHAセンターの防災応力向上および衛星を利用した防災情報通信網の構築、および③現在ADRCにより以下のASEAN4事業を実施していることが紹介されました。
        • 学校における防災教育の推進
        • 防災に対する地方行政官の能力向上
        • 防災への衛星画像の利用
        • ASEAN諸国におけるGLIDEを活用した災害情報データベースの構築


ADRCはACDM+3SOMで、上記ASEAN4事業の進捗状況について発表するとともに、前記の日・ASEAN統合基金の協力を今後も支援していくことを表明しました。

(2010/03/23  17:30)

2009102728(シンガポール)


WS_in_SIN.jpgシンガポールにおいて2009102728日の日程で開催された標記の講座に、ADRCから講師として出席しました。講座参加者は、アジア各国政府の防災担当者や企業の危機管理担当者約100人です。

ADRCからは、「防災における情報と知識管理の果たす役割」をテーマとし、ADRCの事業であるアジア防災会議、衛星画像の防災利用、災害共通番号(GLIDE)、コミュニティベースのハザードマプ作成などを例に引きながら、情報管理・共有や蓄積した知見の効果的な利用方法について講演しました。


(2009/10/27 19:20)

2009年8月19~20日(シンガポール国)

IMG_2027.JPGアジア防災センターは、ASEAN米国技術協力・訓練ファシリティが2009年8月19~20日にシンガポールのシンガポール民間防衛隊(Singapore Civil Defense Force)オフィスにおいて開催したリスク評価・モニタリング及び早期警戒に関するワーキンググループ会合に参加しました。

会合には、ASEAN事務局、ASEAN米国技術協力・訓練ファシリティ、国連開発計画及び太平洋災害センターを初めとして、シンガポール、カンボジア、フィリピン、インドネシア、ベトナム政府の災害情報担当官が参加し、ASEAN諸国におけるリスク評価・モニタリング及び早期警戒の在り方について活発な議論が展開されました。

アジア防災センターは、国連開発計画及び太平洋災害センターと共に防災における災害データベースの重要性に関するプレゼンテーションを行いました。リスク評価・モニタリング及び早期警戒に関するASEAN諸国における議論は緒についたばかりであり、そうした分野における我が国の先進的な知見やノウハウを移転すべく今後も積極的に議論に参加してきます。

(2009/9/1 11:30)
2009年7月1日(ベトナム国ハノイ)
2009年7月8日(シンガポール国)
2009年7月9日(インドネシア国ジャカルタ)
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アジア防災センターは、日本アセアン統合基金の資金供与を受けて2008年度からGLIDEを用いた災害データベース構築事業を実施しています。

2008年度はラオス、フィリピン、タイの3カ国から災害情報担当官1名ずつをアジア防災センターに招聘し、GLIDEの理解及びGLIDEを用いた災害データベース構築を目的とした2ヶ月半の研修を実施しました。

2009年度は10月5日から12月11日までの予定で同様の研修を実施することとしており、今年度の対象国であるインドネシア、シンガポール、ベトナムの災害情報担当部局とのキックオフミーティングを各国において順次開催しました。いずれの国においても災害情報の収集・活用におけるGLIDEの重要性が十分に認識され、本事業への協力と災害情報担当官のアジア防災センターへの派遣について合意がなされました。
(2009/7/14 11:30)

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