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ADRC活動報告

SIDEX2025への参加

2025年11月19日~21日 シンガポール

2025年11月19日から21日にかけて、シンガポール初となる大規模国際防災・危機管理展示会「SIDEX2025(Singapore-International Disaster & Emergency Management Expo)」が、シンガポールEXPO Hallにて開催されました。本イベ
ントは、シンガポール民間防衛庁(SCDF)の支援のもと、Co-operative of Singapore Civil Defence Force(COSEM)が主催したものです。ADRCは、プログラムの一環として実施されたカンファレンスのリソースパーソンとして参加しました。

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SIDEX2025の様子


カンファレンスのOpening Sessionでは、シンガポール内務省上級国務大臣(SMS)ムハンマド・ファイシャル・イブラヒム准教授による開会挨拶に続き、SCDFのエリック・ヤップ長官より、これまでと今後のSCDFの取り組みを示す「Transformation Book」および水陸両用消防救助車両(AFRV)が発表されました。これらの紹介からも、SCDFが本イベントに大きな力を注いでいることが伺えました。

ADRCの児玉美樹研究部長は、2日目のパネルディスカッション「Panel IV: Operational Challenges and Innovations in Community-Centric Emergency Readiness(コミュニティ防災における課題克服と新技術の活用)」に登壇し、ADRCが最近取り組んでいるスマートフォンを活用したコミュニティ防災のための情報共有システムなどを紹介しました。市民が日常的に使用しているツールを活かした防災活動の重要性について議論するとともに、他の登壇者からも、コミュニティの主体的な防災参画を促す取り組みが共有されました。

展示会全体としては、消防・緊急対応機材を扱う企業の出展が多く、防災関連企業の出展は比較的少ない傾向にありました。その中でもSCDFのブースは、新しい緊急対応機材の展示などがひときわ目を引き、注目を集めていました。また、出展企業は主にシンガポール国内の企業が中心でしたが、韓国や中国からの参加も大きなスペースを確保しており存在感を示していました。日本からは今回は1ブースのみの参加でしたが、内閣府防災担当が防災関連企業と連携して共同出展を行いました。会場内には出展者によるプレゼンテーションスペースも設けられており、日本政府ブースの割り当て枠ではSpectee社の技術紹介が行われ、多くの関心を集めていました。

SIDEXは来年の開催もすでに決定しており、今回の経験を踏まえた全体構成の見直し・改善が期待されます。今後も、防災分野における国際的な連携強化と情報共有の場として、SIDEXの発展が注目されます。

(2025/12/26 15:40)

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