2024年10月13日~20日
2024年10月13日から20日にかけて、ASEAN防災人道支援調整センター(AHAセンター)が実施する ASEAN幹部向け緊急対応防災リーダーシップ事業(ACE-LEDMP)のエグゼクティブレベルを対象とした日本研修を実施しました。ACE-LEDMPエグゼクティブレベルは3か月のオンラインプログラム、インドネシアでの2か月の実地研修、さらに日本での1週間の研修を通して、ASEANの防災分野でリーダーシップを発揮する人材を育成することを目的としたプログラムです。
今回のプログラムには、ASEAN10カ国および東ティモールの防災担当部署での勤務経験が5年未満の幹部候補職員20名が参加し、同行するAHAセンターからの職員4名とともに来日しました。日本での研修では、内閣府、神戸市、荒川下流河川事務所、国際協力機構(JICA)、アジア防災センター(ADRC)などから講義を受けるとともに、人と防災未来センター、津波高潮防災ステーション、野島断層保存館、京都大学宇治川オープンラバラトリーなどを視察し、日本の防災政策についての理解を深めました。
また、研修の最後には、研修で学んだ内容や、今後各国の防災対策の推進するための気づきについて発表を行いました。参加者はインドネシアに戻り、全体のACE-LEDMP研修プログラムを通じて得た経験をもとに、今後のアクションプランなどを検討したとのことです。
(2024/10/27 15:00)