2024年2月27日 ~ 3月1日(マレーシア、クアラルンプール)
新型コロナウイルスの世界的大流行後、初の対面会合となる台風委員会の第56回台風委員会(TC-56)が、2024年2月27日から3月1日まで、マレーシアのクアラルンプールにあるスイスガーデンホテル・ブキッビンタンで開催されました。台風委員会は、国連アジア太平洋経済社会委員会 (UNESCAP)と世界気象機関(WMO)の後援の下、マレーシア気象局の主催で開催されました。
第56回会合では、2023年の作業計画の進捗状況をレビューし、2024年以降に実施される活動を、その実施に必要な支援とともに計画しました。 セッションはまた、更新された戦略計画2022-2026の実施など、戦略的・開発的な問題についても取り上げました。
ADRCは、各国における早期警戒システムや災害情報共有の推進のために、準天頂衛星システムとGLIDE番号の活用促進することを提案しました。防災ワーキンググループ(WGDRR)が2024年の作業計画(AOPs)にGLIDEを含めていることから、多くの関心が寄せられました。
(2024/03/08 15:00)