pagetop
ADRCの活動
トップページADRCの活動 > ADRCの活動報告

ADRC活動報告

2023年5月17日~21日(日本)

2023年5月17日から21日まで、タイ防災局(DDPM)の一行が来日し、「タイにおける国家早期警報システムの能力強化および携帯電話による伝達システム構築のための調査訪問プログラム」が実施されました。

訪問団には、DDPMのBoontham Lertsukekasem局長をはじめ、同局の早期警報システムや情報伝達を担当する幹部職員11名が参加しました。

DDPM_j.png
一行は、国土交通省関東地方整備局甲府河川国道事務所、総務省消防庁、墨田区役所、日本放送協会(NHK)、NTTドコモ、一般財団法人 海外通信・放送コンサルティング協力(JTEC)、本所防災館を訪問しました。河川の観測データの取得から、消防庁や地方自治体などの緊急対応を行う機関における情報発信システム、メディアや携帯電話事業者などによる国民への情報発信まで、日本における河川の早期警報の最新の取り組みについて、それぞれの組織から直接学ぶ良い機会となりました。

アジアセンター(ADRC)は、代表団の訪問日程作成に関するアドバイスや、訪問・視察に同行するなどして、代表団をサポートしました。
(2023/05/24 15:00)
2023年5月9日~6月30日(オンライン + 日本、神戸)
20230509図.png

ADRCは、JICA課題別研修「2023年度中南米総合防災コース」をJICA関西と協力して、2023年5月9日から6月30日にオンライン及び対面によるハイブリッド形式で実施しました。

本研修には、コロンビア、ニカラグア、ペルー、アルゼンチン、グアテマラ、コスタリカ、チリ、エルサルバドル、エクアドル、パナマの中南米10ヶ国から10名の中央・地方政府防災担当者が参加しました。

参加者は、4週間のオンライン及び3週間の対面による講義、演習、視察に参加し、防災に関する日本の技術や経験を学びました。視察では、兵庫県内や九州の関連機関を訪問し、兵庫県広域防災センター体験学習、加古川の総合治水対策、阿蘇地方の砂防事業等の様々な対策を学びました。さらに、地方防災計画策定のための8ステップ演習を通じ、自国・地域で実施するための地方防災計画案を策定しました。帰国後は、自国の防災対策を改善し、人命や経済の損失を削減していくために活躍することが期待されています。

当研修実施にあたり、御講義いただきました各関係機関・大学の皆様に厚く御礼申し上げます。今後とも引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2023/07/07 15:00
2023年5月3日~4日(ドイツ、ボン)

2023年5月3日から4日にわたり、開発中の新災害損失追跡システムの検証ワークショップがドイツ、ボンで開催され、ADRCも参加しました。このワークショップは、UNDRR、UNDP、WMOが主催するもので、新システムのプロトタイプ案について、実務家、専門家、その他のデータ関係者からフィードバックを集めることを目的としています。2日間のワークショップでは、80名以上の参加者が、新システムの機能性、データ分析、視覚化、管理をテーマに、対面及び一部オンラインで意見を交わしました。新システムにより、総合災害・気候リスク管理、リスクに基づく持続可能な開発の政策決定や投資判断のために、データ活用が実現することが期待されています。
(2023/05/10 15:00)
アーカイブ
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年