
ADRC活動報告: 地域・国名 >> スリランカ

2010年12月2日~5日(スリランカ、コロンボ)
アジア防災センターでは、スリランカ政府防災省(Ministry of Disaster Management)と今後の協力、
特に、2011年にスリランカで開催予定のアジア防災会議(ACDR)に関する検討等を行いました。スリランカも他の多くのアジア諸国と同様に、多種多様の自然災害に晒されています。今から6年前の2004年12月のインド洋津波では、35,399人が死亡、23,176人が負傷、100万人以上が被災したとされており、インドネシアに次いで2番目の大きさの人的被害を被ったことは記憶に新しいところです。また、頻発する洪水や土砂災害等による人的・物的被害の程度も増大しています。最近では、去る11月10日にも南部地方、特に首都コロンボで鉄砲水が発生し、多くの方々が被災したところです。
過去の災害の被災地の現状等も視察した中では、ゴール地域の列車の転覆場所近くに立地する津波写真ミュージアムが興味深いところです。災害の経験を伝えていくことの重要性がいわれますが、この津波写真ミュージアムは完全に民間ベースで(寄付により)運営されており、建物は粗末ながら、津波に関する貴重な写真やメッセージ等の重要なコンテンツを有しています。
(2010/12/7 13:10)
2009年9月27~30日(コロンボ、スリランカ)
スリランカ防災人権省(Ministry of Disaster and Human Rights)および防災施策の実施機関である国家災害管理局(Disaster Management Center (DMC))を訪れ、スリランカにおける自然災害への宇宙技術利用と今後の協力関係の強化について協議しました。
また、Meteorology Department, Survey Department, Coast Conservation Department, National Building Research Organizationにおいて、自然災害に対するそれぞれの役割と宇宙技術利用について協議しました。
(2009/10/06 17:30)
2006年10月~2009年3月(スリランカ)
アジア防災センターはJICA(国際協力機構)の実施するスリランカ防災機能強化計画調査(調査期間2006年10月~2009年3月)の団員として調査に参画し、本年3月最終報告書を提出して活動を終了しました。アジア防災センターは、防災行政およびコミュニティ防災(防災活動、防災教育)の分野の調査を担当し、今後のスリランカの防災能力の強化のための提言を行いました。
コミュニティ防災の最終的な活動として、2008年12月5日には、コロンボ市内会議場で、コミュニティ防災について協議するための会議を開催し、各県の防災センター職員(DM Coordinators)、各県で防災を担当する職員など約100名が参加しました。会議では、コミュニティ防災を推進するための防災教材に関する協議、コミュニティハザードマップの作成、防災ゲームなどを実習形式で学びながら、よりよいコミュニティ防災の実践について協議が行われました。
調査の詳細については、防災センターのウェブサイトの下記ページをご参照ください。
http://www.dmc.gov.lk/jica/index.html
(2009/03/10 10:40)
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