2024年5月20日 ~ 7月12日
アジア防災センター(ADRC)は、JICA関西と協力し、2024年5月20日から7月12日までJICA課題別研修「2024年度中南米総合防災コース」をオンラインと対面によるハイブリッド形式で実施しました。
本研修には、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、ペルーの中南米12ヶ国から14名の中央・地方政府防災担当者が参加しました。
参加者は、4週間のオンライン及び4週間の対面による講義、演習、視察に参加し、防災に関する日本の技術や経験を学びました。視察では、兵庫県や東京、岩手県の関連機関を訪問し、仁川地すべり資料館見学、兵庫県広域防災センター体験学習、北上川の洪水対策事業等の様々な対策を学びました。そして、地方防災計画策定のための8ステップ演習を通じ、自国・地域で実施するための地方防災計画案を策定しました。帰国後は、自国の防災対策を改善し、人命や経済の損失を削減していくために活躍することが期待されています。
当研修実施にあたり、御講義いただきました各関係機関・大学の皆様に厚く御礼申し上げます。今後とも引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(2024/07/19 15:00)