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ADRC活動報告

第1回災害リスク軽減のための気候変動予測に関するウェビナー

2023年8月28日(オンライン)
20230828図1.png

ADRCは、気候変動予測先端研究プログラム(SENTAN)と、2023年8月28日に「アジア太平洋地域における災害リスク軽減のための気候変動影響予測」に関する第1回ウェビナーを共同開催しました。本ウェビナーでは、フィジー気象局(FMS)の気候学科学官ジャスニール・チャンドラ氏が、フィジーにおける気候変動の影響について発表を行いました。チャンドラ氏は、フィジーのラウトカ埠頭の海面が1993年から2022年の間に年率4.3mmで上昇していることを報告しました。その結果、いくつかの村(VeivatuloaやVunidogoloaなど)では海水が浸水しやすくなり、沿岸部の多くの家屋が移転を余儀なくされる事態となっています。

ウェビナーの目的の一つは気候変動予測の結果を共有することであるため、以下の日本人専門家もフィジーの気候変動に関連した発表を行いました。

1) 京都大学防災研究所 気象・水象災害研究部門 森信人 教授
2) 気象庁気象研究所 応用気象研究部 第二研究室 仲江川敏之 室長
3) 気象庁気象研究所 応用気象研究部 第一研究室 村田昭彦 室長
4)水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM) 森範行 グループ長
5)京都大学大学院工学研究科 社会基盤工学専攻 水工学講座 水文・水資源学分野 立川 康人 教授

小林健一郎准教授(神戸大学)、ジェリー・ポトゥタン主任研究員(ADRC)が、共同ファシリテーターを務めました。資料はウェブサイトからアクセスできます。
(2023/09/04 15:00)
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