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ADRC活動報告

ADRC DRRレクチャーシリーズ

2022年3月29日(オンライン)
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アジア防災センター(ADRC)は、1999年からメンバー国からの外国人研究員(VR:Visiting Researcher)の受け入れを実施しています。2021年3月時点で27か国から合計117名を受け入れており、メンバー国の人材育成および防災情報の収集を進めています。VRのプログラムは、日本国内で実施されるADRCでの研修プログラムを通じて、革新的かつ実用的な防災の取組みや技術を学び、国際機関との協力や連携について知見を得ます。同プログラムは、メンバー国の人材育成、対応能力の強化に留まらず、メンバー国とADRCとの間の防災協力の発展に貢献することが期待されます。

2020年度のVRプログラムについては、ミャンマー、タイ、インド、バングラデシュから4名が選考されました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により来日が困難となり、「VRオンラインプログラム」が実施されました。
2021年度は、アルメニア、モンゴル、ベトナム、パキスタンから4名が選考されましたが、新型コロナウイルスの影響が続いたことにより、ADRCは、VRの方々の研究テーマを支援するため、来日前の活動として、「DRRレクチャーシリーズ」を開催しました。

この「DRRレクチャーシリーズ」は2022年3月に実施され、日本国内の防災に関する専門家を講師として招聘し、日本の国及び地方自治体レベルにおける基本的な防災対策、洪水や地震など、災害別の具体的な防災対策や最新の取組み、防災教育の普及、災害時要援護者と連携した防災活動など、合計8回の講義が行われました。この、「DRRレクチャーシリーズ」は、来日できていない上記8名のVRを対象としていましたが、さらに、外国人研究員の活動を幅広く知っていただくよう、メンバー国の関係機関の職員の方々にも多く参加いただき、聴講して頂きました。

(2022/5/2 15:00)

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