2019年8月27~28日(タイ、バンコク)
ADRCは、国連ESCAPで開催された砂塵嵐災害対応のための専門家会合に参加しました。 会議は2019年8月27日、28日にバンコクの国連会議センターで開催されました。砂塵嵐災害は国連ESCAPが主導して注目されるよ うになった災害ですが、持続的開発のための2030年アジェンダの一部として採択された持続的開発目標の達成にとって大きな障害となるものです。 ADRCのメンバー国のうち、中央アジア、南アジアの諸国においては、この災害によりこれまでも大きな被害を被ってきました。気候変動はこ の後、この災害の発生する場所、頻度、影響の大きさなどの点で大きな関係があることに留意する必要があります。会議では、ADRCは砂 塵嵐災害のモニターのための衛星リモートセンシング技術を紹介するとともに、 当該災害について気候変動の影響を勘案した中長期的な影響評価シミュレーションに関心があることを説明しました。