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ADRC活動報告

APECワークショップ地方部インフラのビルドバックベター、9月19日、ヴィン市(ベトナム)

2017年9月19日(ベトナム)

SDMOFに先立ち、ADRCはベトナムMARDとともに、9月19日、ヴィン市において、APECワークショップ「地方部インフラのBBB」を共催しました。
本ワークショップはAPECプロジェクトの一環として開催されたものであり、民間、有識者等も含め、約40名の参加を得て開催されました。

まず、ホストエコノミーから歓迎の挨拶があった後、ADRCからプロジェクトの趣旨を説明しました。その後、レ・カン・トウアン防災作業部会がセッション1の議長を務め、ケーススタデイの対象エコノミーである、インドネシア、フィリピン、チャイニーズタイペイ、日本、ベトナムの専門家の発表がありました。これを踏まえ、参加者から、民間との連携の可能性等に係る意見が提出されました。
チャイニーズタイペイ、日本からはインフラの早期復旧が復興全体に貢献した事例、被災を契機に広範な地域のコネクテイヴィテイを高める道路交通網のBBBが図られた事例(フィリピン、インドネシア)、コミュニテイが管理しやすくエコロジカルな小規模インフラの復旧事例(インドネシア、ベトナム)など、多様な事例が提示され、インフラBBBのための財源確保が重要であること、民間との連携の可能性などが幅広く議論されました。

午後のセッション2はADRC所長が議長を務め、ケーススタデイ・エコノミー以外の参加エコノミーとしてメキシコ、ペル-、チリ、インドネシアからの政府を代表した発表ののち、民間を代表して日本防災プラットフォーム、研究機関の視点などからの発表の後、意見交換が行われました。
官民連携、さらに、開発担当省と防災の連携の重要性等が共通認識となりました。
この成果を踏まえ、地方部インフラの優良事例に関するケースブックを作成します。

IMG_4665.JPG

                                            











(2017/09/30)



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