2015年10月13-15日(タイ、バンコク)
アジア防災センターは、センチネルアジアの事務局として2015年10月13日から10月15日までタイ、バンコクで開催されたJAXAとアジア工科大学、アジア防災センターとの共催による標記の会議に出席しました。会議にはアジア諸国の宇宙機関と防災機関、大学からおよそ40名が参加しました。この会議の主な内容は以下のとおりです。
1日目
アジア太平洋地域におけるセンチネルアジアの災害への貢献の説明の後、センチネルアジア ステップ3への展開とステアリングコミッテイの概要と役割についての意見交換が行われました。
2日目
センチネルアジア ステップ3への展開方針についてのプレゼンテーションが実施され、以下のテーマについての活発な意見交換が行われました。
(1) 防災機関と宇宙機関の連携強化
(2) 被災前~被災後にかけての防災機関と宇宙機関との連携強化に対するワーキンググループの活動
(3) 被災前と災害予兆、被災直後と復興を考慮した緊急観測について
(4) 緊急観測成果の有効利用、解析機関との協力の強化によるエンドユーザーへの迅速なデータ提供について
3日目
2016年の実施方針の説明と会議のまとめを含む終了セッションが行われました。
アジア防災センターは、この会議で「緊急観測の傾向」、「センチネルアジアにおけるアジア防災センターの役割」、「センチネルアジアにおける緊急観測要求とその手続き」の発表を行いました。
(2015/10/13 13:50)