2015年02月09日 (オーストリア、ウィーン)

アジア防災センター(ADRC)はウィーン(オーストリア)において開催された国連宇宙平和利用委員会(COPUOS)科学技術小委員会第52会期における日本国主催のセミナー及びレセプションに参加しました。開催されたセミナーは2月9日午前のCOPUOSセッション終了後に同じ会場で実施され、[災害リスク軽減における宇宙技術が果たす役割」をテーマにADRCの他に他の4つの機関(国連宇宙局、地球観測に関する政府間会合、フィリピン火山地震研究所、インド宇宙研究機関)による発表とその後の質疑応答が行われました。ADRCは宇宙技術が自然災害被害を軽減、予防する取組であるセンチネルアジアの実績および課題について発表しました。そのほか、衛星画像を利用して作成された洪水や火山のハザードマップの事例、今年の3月に開催される世界防災会議での宇宙技術の利活用に向けての提言等の発表が実施されました。
(2015/02/09 13:50)