2013年12月1~5日(マカオ)

会合には主催者をはじめとして、カンボジア、中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マレーシア、フィリピン、韓国、ベトナム、タイ、アメリカなどから関係者100名以上が出席し、「熱帯低気圧の影響を緩和するための予報・警報・防災戦略」をメインテーマに各国の取組などについて報告、意見交換がなされました。また、防災作業部会におけるメンバーリポートの中では、内閣府より2013年の日本における台風等の被害状況やアジア防災センターの取組(客員研究員の受入等)についても報告されました。
さらに今回は、フィリピンやベトナムの代表者から台風Haiyanによる被害や対応状況について、また、世界気象機関や日本気象庁等からは両国に対する台風情報の提供などの支援策についても報告され、今後のメンバー国間の協力強化についても意見交換がなされるなど、非常に有意義なものとなりました。
なお、台風委員会にはこの防災作業部会の他に気象、水文の各作業部会が設置されており、今回はその3つのワークショップと研修フォーラムが統合して開催されました。
http://www.typhooncommittee.org/8IWS_2TRCG/8IWS_2TRCG.html
(2013/12/6 19:40)