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ADRCの活動
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ADRC活動報告

2011年9月26~27日(ミャンマー・ヤンゴン)


 2011年9月26から27日の二日間、ミャンマー社会福祉省救援再定住部(RRD)とアジア防災センター(ADRC)は同国のヤンゴンにて、地方行政官を対象とする研修を実施しました。
RRDとADRCは日本アセアン統合基金により 2010年から地方行政官の能力強化を目的としたプログラムを実施しており、本年3月には本研修の前段階として、講師を育成するための研修であるTraining of Trainers (TOT)を行いました。今回の研修では、TOTに参加した10名の行政官うち3名が講師を務めました。


IMG_1278.JPG 研修には30名を超える地方行政官が参加し、TDM(Total Disaster Management) 、ミャンマーにおける防災体制、災害対策、危機管理システムに関する講義に加えて、ハザードマッピングの演習と発表が行われました。


 これらのトピックに対する参加者の関心は非常に高く、活発な議論が繰り広げられました。また、サイクロンナルギスで洪水被害を受けた地域で行われた街歩きでは、研修に参加していた行政官が住民に対してパンフレット等を使った防災啓発活動も行われました。


 同国においては、本年度内にさらにエヤワディー及びマンダレイの二か所での研修が予定されています。 本プロジェクトの成果が、今後の同国での地方行政官の能力強化に積極的に活用されることを期待します。

(2011/10/0419:50)


 

2011年9月6日~9月8日(タイ王国、パタヤ)
 
アジア防災センターは、2011年9月6日から8日までタイ、パタヤで開催されたISDRアジアパートナーシップ(IAP)会議に参加しました。会議にはバングラディッシュ、ブータン、ブルネイ、中国、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、モルジブ、モンゴル、ミャンマー、ネパール、フィリピン、シンガポール、スリランカ、タイ、ベトナムの各国政府防災部門やAIT、ADPC、ADRC、JICA、ASEAN、EC、UNDP、UNISDRなどの国際機関、防災機関など約70名が参加しました。

今回のIAP会議では2010年10月に韓国のインチョンで開催された第4回アジア防災閣僚級会議(AMCDRR)で採択されたIncheon Action Planのフォローアップ、政府と地方自治体が連携した兵庫行動枠組(HFA)の推進策、2012年10月にインドネシアのジョグジャカルタで開催予定の第5回アジア防災閣僚級会議のテーマや目指すべき会議の成果などについて検討し活発な議論が行われました。また、10月13日の国際防災DAYに関する各国や機関のイベントや取組について紹介が行われました。

9日には同じ会場で引き続き開催された第18回アセアン防災委員会(ACDM)のオープンセッションに参加しました。会議ではアセアン10カ国に加え、日本、米国、ニュージーランド、豪州や国際機関などが参加し、アセアン防災緊急対応協定(AADMER)の遂行に向けた各種支援プロジェクトの提案や活動報告などが行われました。

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(2011/09/16 11:30)
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