2011年9月26~27日(ミャンマー・ヤンゴン)
2011年9月26から27日の二日間、ミャンマー社会福祉省救援再定住部(RRD)とアジア防災センター(ADRC)は同国のヤンゴンにて、地方行政官を対象とする研修を実施しました。
RRDとADRCは日本アセアン統合基金により 2010年から地方行政官の能力強化を目的としたプログラムを実施しており、本年3月には本研修の前段階として、講師を育成するための研修であるTraining of Trainers (TOT)を行いました。今回の研修では、TOTに参加した10名の行政官うち3名が講師を務めました。
これらのトピックに対する参加者の関心は非常に高く、活発な議論が繰り広げられました。また、サイクロンナルギスで洪水被害を受けた地域で行われた街歩きでは、研修に参加していた行政官が住民に対してパンフレット等を使った防災啓発活動も行われました。
同国においては、本年度内にさらにエヤワディー及びマンダレイの二か所での研修が予定されています。 本プロジェクトの成果が、今後の同国での地方行政官の能力強化に積極的に活用されることを期待します。
(2011/10/0419:50)