2011年5月8日~13日 (ジュネーブ)
2011年5月8日~13日にスイスのジュネーブで国連が主催する第3回防災グローバル・プラットフォームが開催されました。本会合は世界銀行が主催する第1回世界復興会議と 同時並行で開催され、「より安全な明日のために今こそ防災投資を-ローカルレベルでの防災投資の促進」のテーマで議論が行われました。
ADRCは「アジアにおける早期警戒システムを活用した沿岸海洋リスクマネジメントのサイドイベント」、「宇宙技術を活用した防災リスク軽減のサイドイベント」において東本大震災の被害の概要や政府の対応、衛星 画像や航空写真等によるリモートセンシング技術の活用状況等について説明を行い、参加者からは大きな関心が寄せられました。
マーケットプレイスでは、ADRCは日本政府とともに、展示を行い、東日本大震災に関するポスター(2枚)を提示するとともに、現地調査の報告書の配布等を行い、加えて、過去取り組んだ津波防災の教科書「稲むらの火」を展示し、多くの参加者から高い関心が示されました。
一方、IRPはマーケットプレイスにおいて独自のブースを設置し、IRPの成果物や事業概要をポスターや展示によって広報しました。参加者からは復興ガイダンスノートや政府
職員向けの復興トレーニングに、特に大きな関心が寄せられました。さらにIRPはADRCと共同で、イグナイト・ステージにおいて「東日本大震災:安全な明日に向けての防災 投資の再考」と題する発表を行いました。
(2011/5/16 11:30)