2010年3月26日 (インドネシア、ジョグジャカルタ)
インドネシアのジョグジャカルタにおいて、「学校での防災教育の推進」事業における模擬授業とセミナーが、3月26日と27日に開催されました。このワークショップはインドネシア国教育省と連携し開催され、50名以上の小学校の教諭や多くの生徒が参加しました。
まず26日に、教師たちは前回開催された教員研修の講義に基づいて、生徒たちに対して自然災害に関する基礎知識の講義を行いました。そして、クラス別に実施された講義の後、地震災害に対する避難訓練も行われました。そして翌日、今回のプロジェクトに参加した教師や専門家、そしてADRCの職員を交えて、セミナーで事業全体を通した総括を行いました。今後防災教育の普及に向けて、参加者独自による継続的な活動や、国および地方レベルの行政支援が必要であると提案されました。
今回得られた成果が、インドネシア全土を通じて広がることを期待します。
(本プロジェクトは日本アセアン統合基金プロジェクトの1つであり、アセアン10ヵ国において学校での防災教育を推進するための教員研修や研修を受けた教員による模擬授業の実施等を目的としたものです。)
(2010/04/19 18:30)