2010年2月~3月(タイ、フィリピン)
2010年2月下旬及び3月上旬、タイ防災局(DDPM)、フィリピン民間防衛室(OCD)及び国家防災会議(NDCC)とアジア防災センター(ADRC)は、それぞれバンコク、マニラにて防災担当の行政官に向けた研修を実施しました。
これはアセアン地方行政官能力強化プロジェクトの一部であり、アセアン各国の防災機関とADRCは、各国で行政官を講師として育成し、次いでその行政官が地方行政官を対象に研修を実施するものです。
(写真:研修の様子。上からタイ、フィリピン)
今回タイ、フィリピンで開かれた研修は、講師の育成を目指すもので、参加者は各国の防災制度や洪水・暴風・地震・津波などの災害別の対策など、さまざまな防災、災害リスク軽減について受講しました。両国共に参加者は講義内容に高い関心を示し、個々のトピックや今後の研修について熱心に議論を繰り広げました。本年中旬に地方行政官を対象とした研修が両国で実施される予定です。
(2010/03/08 17:40)