2009年4月28~29日(韓国,ソウル)
アジア防災センターは,国連アジア太平洋経済社会委員会,世界気象機関台風委員会および韓国消防防災庁が主催する台風委員会第4回防災分科会に参加しました.
会合には,台風委員会事務局,国連アジア太平洋経済社会委員会,国連国際防災戦略事務局をはじめとして,中国,日本,ラオス,マレーシア,フィリピン,韓国,タイ,ベトナム,アメリカ,および香港やマカオといった特別行政区から防災担当者22人が出席しました.
会合では,台風委員会災害情報システム(TCDIS)のアップグレードをはじめとする本年度の活動計画について活発な議論が行われました.アジア防災センターからは,各機関が持つ災害データに付けられた「世界災害共通番号(GLIDE)」の役割を説明するとともに,本年度のTCDISへの貢献提案を行いました.次回の会合は,台風委員会の合同分科会として9月第3週にフィリピンで開催される予定です.
なお,台風委員会にはこの防災分科会の他に気象分科会,水文分科会が設置されています。
(2009/05/13 12:20)