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ADRC活動報告

2018年のAPECはパプアニューギニア(PNG)が初めてホストエコノミーとなり、2月24日から3月9日迄、ポートモレスビーにて、第1回高級実務者会合(SOM1)が開催され、期間冒頭の2月24-25日にAPEC防災作業部会第13回会合が開催されました。
R.ヤミーナPNG気候変動開発庁長官の歓迎の辞の後、2018年から新たに着任したウェイセン・リー防災作業部会共同議長(チャイニーズタイペイ)の開会の挨拶がありました。日本は昨年までの共同議長エコノミーとして、ホスト・エコノミーであるPNGへの謝意と新共同議長への祝辞を述べました。

今回は、PNG年最初の会合でもあり、PNGから、2018年のテーマとしての、"Harnessing Inclusive Opportunities,Embracing the Digital Future"、「包摂的な機会の活用,デジタル化された未来の受容」についての説明があり、また、秋にイースト・ニューブリテン島のココポで9月25日と26日に開催予定の第12回シニアレベル防災フォーラム(SDMOF)について、PNGの過去の災害経験、1994年ラバウル噴火、1998年アイタペ津波、2007年サイクロン・グバ、1997-98年及び2015-16年のエルニーニョ等の経験、各エコノミーの経験を踏まえ、デジタル技術を的確に活用し様々な災害に対する早期警報、伝達システム、またこれらを地域に活かすこと等をテーマに議論し、被害削減に資する、様々な災害のモニターと早期警戒・警報に関する勧告、デジタル技術の的確な活用のベストプラクテイスなどの成果をうる方向で開催することの提案がありました。
続いて2018年の作業計画及び2017年からの取組状況についての議論があり、まず、チリから、昨年12月に開催された津波の脅威と警戒等に関するAPECワークショップに関する報告がありました。また、日本からは、昨年9月にベトナムと連携して実施したインフラのBBBに関するAPECワークショップEPWG 02 2016A : Enhancing Rural Disaster Resilience through Effective Infrastructure Investmentとその成果となる報告書案について説明しました。さらに、2017年の巨大災害の経済被害に関するワークショップを秋に淡路で開催する予定について報告しました。
初日午後には各エコノミーの最近の災害に関する報告と議論が行われ、豪州から最近のサイクロンと熱波、及びこれを踏まえた対応策について, アメリカからハリケーン・ハーベイ、イルマ及びマリアと対応策、韓国から昨年11月のポハン地震の報告、PNGからエルニーニョ及び、最近のカドバル山噴火対応の状況、チャイニーズ・タイペイから2月6日東部花蓮市の地震対応の状況の報告等があり、日本からは、昨夏の北九州豪雨と最近の草津白根山噴火及び豪雪について報告しました。

2日目は中国からの四川地震10周年に向けた復興状況と取組の報告があったほか、ペルーから、最近の洪水についてビデオメッセージ、ADPCからもビデオメッセージがありました。
その後、最近の災害対策とAPEC防災枠組みの推進に関する議事では、日本から、その基礎となる災害情報整備に資するGLIDEについて、APEC地域での発出の現状を報告し、今後の一層の活用について呼びかけました。また、アウトリーチの連携の一環として、ADRCメンバーの最近の防災上の優先事項、20周年に向けた取り組みについても報告しました。
PNGでは、最近の首都の洪水、火山噴火、さらに地震と災害が続く中ではあったが、気候変動開発庁、自然災害センターの協力により、防災作業部会は充実した2日間の会合を終えました。次回会合は8月に開催される予定です。

写真:PNG代表
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写真:ペルーINDECIのビデオレポート

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  (2017/03/10 12:30)


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