協力者からの情報
- 現地からの情報
PNGのラバウル火山観測所よりの現地報告(内容は詳細な情報が入り次第変更されることがあります。)
「我々は高さ1メートルの高波を観測しました。(公的には津波と表現していません。)急襲することはありませんでしたが、Kokopo村のTropicana地区とSteamships地区で洪水を引き起こしました。Bougainvilleでも同様の状況が報告されています。地震による小さな地すべりや木々の倒壊によって、いくつかの道路が通行止めになっています。RabualとKokopoでは、停電しています。
住民に対する津波啓発が非常に役に立ち、多くの人々は地震の第一波のあと高地に避難しました。その後、小さな津波の発生を観測し、深刻な脅威であることを理解する事例となったことでしょう。
(震源は)Rabaulから40km北(深さ20〜50キロ)に位置し、マグニチュード7.1、震度7-8と推定されます。
津波は、まるで教科書どおりに、地震の20分後に発生しました。はじめに、Rabaul港の突端のHamamasでは、干潟が現れ1メートル水位が下がりました。波止場にいたほとんどの舟がそのことに気づき、外海へ舟を避難させました。その後20分間で徐々に海面が1メートル上昇しました。その後は、津波がさらに大規模になることを恐れて我々も避難したため、波の高さは計測できていませんが、今後さらに調査を続けていきます。」
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