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パキスタン : 洪水 : 2005/07/02 国別防災情報

発生期間 2005/07/02
国名及び地域名 パキスタン
災害名 洪水
概要 パキスタン当局によると、ラホヤ中心街で今季初のモンスーンによる豪雨の被害を受け、広範囲で浸水し、少なくとも8人が死亡したと伝えられた。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

国連人道問題調整事務所レポート No. 5 2005/07/26
Layyah、Bhakkar、Muzaffargarh、Dera Ghazi Khan、Rajanpurの各地域に被害を及ぼした後、パンジャブ州の主な河川の水位は下がり始めた。主な浸水地域は、パンジャブ州を抜け、シンド州のグッドゥおよびスックルに移った。スックルの水位は上昇していると伝えられているが、関係当局によると、グッドゥやスックルの集水地域で洪水の恐れは無いということである。

IRIN ニュース 2005/07/22
インダス川に再び多量の水が流れ込み、パキスタンのパンジャブ州南部地帯全域を流れる際に、家屋や田畑に大きな影響を及ぼした。 少なくとも29人が死亡し、7月はじめから河川の水位が上昇したパンジャブ州で洪水の被害を受けた14の地域で1,050以上の村や集落で45万2千人が被災したと、首都イスラマバードの中央緊急救援隊(ERC)が伝えた。

IRIN ニュース 2005/07/20
国連食糧計画(WFP)は、パキスタン北部で洪水に見舞われた人々に7,850包の食糧パッケージを配布する準備をしている。この地域では4週間にわたり深刻な浸水被害により、10,000人が避難しており、45,000人が緊急食糧支援を必要としていると見られる。

IRIN ニュース 2005/07/18
パキスタンで発生している3週間に及ぶ洪水により、30人以上が死亡、低地に住む46万人以上が被害を受けていると、首都イスラマバードの中央水害救援隊(FRC)が伝えた。

国連人道問題調整事務所レポート No. 4 2005/07/18
シンド州 緊急援助隊によると、この洪水により、4地区、74村の4,791人が被災した。 ノース・ウェスト・フロンティア州 さらに広範囲が浸水しており、チトラル川の水位が急上昇したことにより、木造の橋がいくつか流されたほか、マスツージ村では多くの家屋が全壊し、一部損壊の家屋もいくつか出た。 パンジャブ州 公式発表によると、この洪水により12地区が被害を受けた。17人が死亡、963村の405,142人が被災した。20,306棟の家屋が損壊し、239頭の家畜が死亡、309,217エーカーの農作物が全滅した。

国連人道問題調整事務所レポート No. 3 2005/07/13
7月11日現在、北部地域の浸水は引いているが、ノース・ウェスト・フロンティア州及びパンジャブ州北部の、カブール川及びスワット川の水位が再び上がり始めている。パンジャブ州南部では、チェナブ川が氾濫し、低地の村々は浸水している。シンド州のインダス川も氾濫しており、水位も増加傾向にある。

国連人道問題調整事務所レポート No. 2 2005/07/08
ノース・ウェスト・フロンティア州で最も被害の大きい地域はペシュワール、チャルサダ、ノーシェラで、79の村に深刻な影響が出ている。この3地域で2人が死亡、避難者および食糧支援を必要としている人は合計で40,000人にのぼり、このうち12,070人はアフガン難民である。1805棟の家屋が被害を受け、このうち468棟は全壊している。また、26,943エーカーの作物が全滅したほか、被災地のほとんどで上下水道や飲料水供給にも大きな被害が出ている。

IRIN ニュース 2005/07/11
パキスタン最大のパンジャブ州を流れるインダス川およびチェナブ川流域で発生した、一週間に及ぶ洪水により、少なくとも17人が死亡、40万人以上が被害を受けたと見られると、州の救援局が伝えた。

IRIN ニュース 2005/07/07
パキスタンのノース・ウェスト・フロンティア州のカブール川流域60~70キロに住む人々に対して、食糧配給や仮設住宅などの緊急援助が求められていると、同州のペシャワール、チャルサダ、ノーシェラ各地区の人道支援者が伝えた。洪水被災地域では、胃腸疾患・皮膚病が増加しているが医療設備が整っておらず、大規模な疾病の発生が危惧される。

IRIN ニュース 2005/07/05
パキスタンのノースウェストフロンティア州(NWFP)で2週間にわたり豪雨が続き、少なくとも5人が死亡、10,000人あまりが避難している。

パキスタン・タイムス 2005/07/04
パキスタン各地で降り続く豪雨により、河川が氾濫して多くの地域が浸水し、数万人が避難している。

BBC ニュース 2005/07/05
パキスタンのノースウェストフロンティア州では、2週間に及ぶ洪水の後、二つの河の水位が下がり始めたと、地元当局が伝えた。 カブール川およびスワット川の水量は30%減少したが、デラ・イスマイル・カーン地域では、深刻な状況が続いている。

国連人道問題調整事務所レポート 2005/07/01
パキスタンのノースウェストフロンティア州(NWFP)各地で、高い気温のため、ヒンズークシ山脈から例年になく多量の雪が融けて河川が増水し、洪水が発生した。イスラマバードの国連常駐調整官事務所の報告によると、水位は上がり続けており、浸水状況は悪化すると見られる。建物や設備、作物などに大きな被害が及んでいるが、死者は出ていない。

カラチ・タイムズ 2005/07/02
パキスタン中央部で激しいモンスーンが大災害をもたらし、8人が死亡した