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Asian Disaster Reduction Center(ADRC)
ADRCの活動
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防災情報の共有

「災害に学び、情報を活かす」

(1)最新災害情報・メンバー国防災情報・グッドプラクティス等の提供

ADRCホームページ
ADRCホームページ
世界の災害と対応に関する情報を一覧できるように、ネット上で発信されている情報を要約し、オリジナルページにリンクを張った最新災害情報データを1998年から公開しています。それぞれの災害について、その概要(発生日、発生地域、概略)、被害状況、関連するリンク情報(関連レポート・記事、地図情報、緊急援助関連情報、協力者からの情報、画像データ)などを取りまとめ、追加情報の発表に応じて、随時データを更新しています。また、英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語、日本語対応の多国語防災用語集を提供しています。

(2)GLIDE(世界災害共通番号)の推進

GLIDE number
GLIDE number
世界の各機関が保有する災害情報を誰もが簡単に共有できるツールとして、2001年より世界災害共通番号GLIDE(GLobal unique disaster IDEntifier)を提唱しています。この取り組みは、国連人道問題調整事務所(OCHA)などとともに運用しています。GLIDEは費用を負担することなく誰でも参加することができる取り組みで、GLIDEの利用により、より効率的に情報を収集し、災害情報の管理や分析の向上を図ることができます。

GLIDE

(3)センチネルアジアシステム

センチネルアジアシステム
センチネルアジアシステム
センチネルアジアは、アジア地域を対象として2006年から始まった、防災分野における衛星画像の有効的利活用を推進するプロジェクトです。ADRCは、緊急時においてプロジェクトの参画機関から衛星画像提供の要請を受け、適切と判断されたものについては、衛星を保有する関係機関に画像提供の依頼をします。同時に、被災状況図等についても研究機関等に作成を要請し、災害対策に必要な各種情報を提供します。

(4)国際会議の開催

アジア防災会議
アジア防災会議
ADRCはメンバー国や関係機関との防災情報の共有、意見交換、協力体制強化のため、各国の防災担当者や国際機関の防災専門家等を招聘して、年次会合「アジア防災会議」を開催しています。本会議においては、各国の参加者から、仙台行動枠組の進捗などを含めた、様々な防災の取り組みが報告されます。このような防災活動の共有はアジア各国の防災力を改善するためにとても有効であり、貴重な意見交換の場となっています。