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インド:サイクロン:1999/10/17
発生期間 1999/10/17 ベンガル湾で竜巻が発生。風速200km/h。
10月18日の早朝、オリッサ(Orissa)、アンダラ プレデッシュ(Andhara Pradesh)の海岸地域に上陸。豪雨も翌日までにおさまった模様。85名が亡くなり、250名が負傷した。ガンジャム(Ganjam)地区の被害が最も大きく、約30万人が家屋を失った。国名及び地域名 インド 災害名 サイクロン
被害概要 人的被害 物的被害 その他被害 国連人道問題調整事務所レポート No. 2 1999/10/21 メディアによると、10月20日現在死者は84名、被災者は沿岸部に住む50万人の人々である。 Ganjam、Puri、Khurda、Gajapathi地区では15,00の家屋と60の村が深刻な被害を受けた。竜巻により、電力塔が被害を受け、Orissaでは水供給システムが途絶した。 インドの竜巻による死者数は97名に 不確定な報告ではあるが、死亡者数は150名、負傷者は1000を越すと言われている。 竜巻による財産関係の被害は4億7千万ドルと見積もられる。 AFP(Agence France-Presse) (1999/10/20) 竜巻による死者は84名に。
当局の発表によると、死者は81名を数え、そのうち、もっとも被害の大きかったガンジャム(Ganjam)地方での死者が71名。被害の確認が進むに連れ、死者は100名を超えるとの見方も。未確認情報では、死者100名、負傷者500名以上と見られている。台風による被害は 117,000,000ドルにのぼると見られる。(インド国民会議派総裁 Hemananda Biswas談)
電力供給が復旧せず、水供給にも大きな影響が出ている。
電話、電力、鉄道、道路網が麻痺。
多くの家屋が破壊された模様。(数については未確認)
ココ椰子、カシュナッツ、バナナ農園に被害が出ている。ABC(Australian Broadcasting Corporation) (1999/10/19) 少なくとも59名の死者がでている。 竜巻のため、穀物に被害が出ており、道路・鉄道が麻痺状態にある。
特記事項
- 28日以降の情報
1999年10月28日に再びサイクロンが発生。
17日に発生したサイクロンの情報についても、28日のものと併せて掲載しています。
http://www.adrc.or.jp/latestinfo/View_J.php?KEY=86
関連リンク情報
関連レポート・記事
- IFRC 1999/10/22
赤十字によって特別に作られた竜巻用シェルターがOrissaで数千人の村人に供給された。この竜巻により3万以上の家屋が倒壊し、70万人が家を失った。- 国連人道問題調整事務所レポート No. 2 1999/10/21
Orissa州からの要望により、インド政府は被災地に食物や薬を渡すために3台のヘリコプターを提供した。- AFPニュース 1999/10/21
竜巻によるインド東部の死者の数は100名近くになった。- レリーフウェブ - Oct 1999
国連ReliefWebによる収集情報の一覧- AFPニュース (1999/10/20)
竜巻による死者は84名に。
100名を超えるとの見方も。
政府当局は沿岸部の低地に住む約30,000人を避難させた。多くの人が国の学校や建物の中へ避難した。- 国連人道問題調整事務所レポート No. 1 (1999/10/18)
- ABCニュース (1999/10/19)
地図情報
緊急援助関連情報
協力者からの情報
SUPER CYCLONE ORISSA インド情報技術省の国家情報科学センター(National Informatics Centre)提供
画像データ
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