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エクアドル:火山噴火:1999/10
発生期間 1999/10 エクアドルの首都キートの西13kmにあるGuagua Pichincha火山は約1年前より変則的な火山活動を開始。9月末よりその活動の激しさは増し、噴火の兆候や地球物理研究所(Geophysical Institute)の勧告に従い、9月28日にはキートに警戒体制がひかれた。1999年8月より、キートの南東150kmのTungurahua火山も同様の変則的火山活動が見られる。 国名及び地域名 エクアドル 災害名 火山噴火
被害概要 人的被害 物的被害 その他被害 国連人道問題調整事務所レポート No.2 1999/10/11 Guagua Pichincha 火山:
10月5日、首都キート及び半径150km内にわたり、火山噴火による灰が降り、キートでは2-3mm程度灰が積もった模様。7日は再び大規模な噴火が発生。
Tungurahua 火山:
5日に大規模な水蒸気爆発が3度発生。二酸化硫黄の放出が9,000-10,000MT/日に増加。7日には約6,000MT/日まで減少。CNNニュース 1999/10/05 1:46GMT 積もった灰をかたずけようとした男性1名、女性1名が屋根より転落し負傷。呼吸器系の問題を抱えている年配の男性が1名死亡。 歩道に積もった火山灰を洗い流さないよう、当局より住民に注意。灰と水が交じり合うことで、セメント状の物質ができ、排水溝を塞いでしまう危険がある。 キート空港は6日まで閉鎖。国内線、国際線の全フライトがキャンセル。また5日より火山灰の影響が消えるまで学校は閉鎖。
特記事項
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- 国連人道問題調整事務所レポート No.4 1999/10/21
合計で60地区22,000人の人々が危険地区から避難をしている。Tungurahua州、Chimborazo州、Pastaza州では1,200から1,500人の人々が仮設住宅に住んでいる。- AFPニュース 1999/10/21
Tungurahua火山は巨大で高さ8kmもの灰や蒸気を吐き出し、山岳地帯の町や周辺の地区を怯えさせている。- AFPニュース 1999/10/20
エクアドル中部のリゾート地Banosは、数万人の住民と旅行者が近くの火山の爆発から逃れるためにその地を離れたためにゴーストタウンと化している。- 国連人道問題調整事務所レポート No.3 1999/10/18
- 国連人道問題調整事務所レポート No.2 1999/10/11
- CNNニュース 1999/10/07 1:32GMT
最も被害を受けやすい呼吸器に問題がある人は、街を出るよう赤十字が勧告- CNNニュース 1999/10/05 10:08GMT
高さ11km、直径44kmの雲が空を覆い尽くしている- CNNニュース 1999/10/05 1:46GMT
Guagua Pichincha山(約4800m)の5,000トンの火山灰がこの24時間内に付近の140万人に被害を- AFPニュース 1999/10/06
- 国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/10/05
- AFPニュース 1999/10/05
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