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アジア防災センター最新災害情報
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ブータン:洪水:2000/08
発生期間 2000/08 7/31日に始まった例年にない豪雨により、同じくモンスーンによる洪水の被害にさらされているインドとの国境沿いのブータン南部を地滑りや洪水が襲った。この災害はブータン史上最悪のものである。PhuentsholingとPasakhaが最も被害の大きい町である。 国名及び地域名 ブータン 災害名 洪水
被害概要 人的被害 物的被害 その他被害 国連人道問題調整事務所レポートNo.2 2000/08/11 千名以上の住民が家を失い、仮設シェルターに避難している。 地滑りや浸食のために多くの道路が閉鎖されたままである。多くのトラックやバス、乗用車が水浸しになり、被災地の主な水供給システムは水道管の破裂のために機能していない。 洪水によって引き起こされた問題のうち、最も深刻なものは水供給システムの破壊である。今現在、水汚染による病気の発生は報告されていないが、コレラやチフスの発生する恐れがあるため、水道局に干渉する必要がある。 国連人道問題調整事務所レポートNo.1 2000/08/07 Pasakha村での被害が最も大きく、63名の死亡が伝えられている。 地滑りによって、国中の道路網が破壊されている。
特記事項
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関連レポート・記事
- WFPレポート 2000/08/25
洪水による被害が最も深刻なPasakhaでは1,045人が家を失った。PhuentsholingやPasakha、Samtseでは水の給排水が完全に破壊されたと報告されている。- 国連人道問題調整事務所レポートNo.2 2000/08/11
- 国連人道問題調整事務所レポートNo.1 2000/08/07
不確定情報ではあるが、200近くの遺体をこの3日間で救助隊が引き上げたとのことである。また、PhuentsholingやChukhaの町の間の7つの村で、倒壊した数百の家屋や建物の瓦礫に多くの人々が埋められて行方不明になっている恐れがある。地図情報
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