災害情報の詳細

ベネズエラ : 洪水 : 1999/12
GLIDE: FL-1999-000547-VEN  防災・災害情報一覧

発生期間 1999/12
国名及び地域名 ベネズエラ   
災害名 洪水
概要 豪雨により、地滑りや主要河川の氾濫が発生。特に、東部のアンソアテギ州からスリア州にかけての沿岸部で被害が大きい模様。この洪水による死者数の公式発表は死体の数に基づいたものであるため非常に少ないが、メディアや地方当局、他の非公式な情報によると25,000人から50,000人の人々が亡くなったと推定されている。

被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
IFRCレポート 2000/02/11
死亡者の公式発表は3万人であるが、他の情報では5万人に達するとの事である。
63,072人が280ヶ所の国の避難所で生活している。


カトリックレリーフサービス 2000/02/08
ベネズエラ政府は約3万人が死亡し、34万人が家を失ったままであると報告している。また、少なくとも20万人が職を失った。 道路や橋梁、建物に20億ドルの被害を受けている。
IFRCレポート 2000/01/20
死亡者に関する当初の公式発表は非常に低いものであったが、海に流された死体が岸にあげられるのにつれて高くなってきた。非公式発表ではあるが、死亡者は約30,000人であると見られる。直接の被害を受けた人の数は60万人以上である。 ベネズエラ市民防災局による被害アセスメントでは、少なくとも64,707戸の家屋が被害を受け、23,200戸以上が破壊されたとのことである。 市民防災局は1月14日現在、326ヶ所の軍の避難所に114,388人が避難しており、5,944人が行方不明であると報告している。
vargas州では今や失業率は60%にも達しており、23万人もの人が職を失っている。
国連人道問題調整事務所レポート No.7 2000/01/12

国の住宅評議会が行ったアセスメントによると、Vargas州では4,965棟の建物と7,750戸の家屋が被害を受けたとのことである。 昨年12月の豪雨によって、推定400万立方キロメートルの堆積物が広さ875ヘクタールに渡って都市部に残ったままである。
米国赤十字ニュース 2000/01/05
約20万人が住居を失ったとの見方もある。 カラカスだけで24,000戸もの家屋が倒壊したとの見方もある。 政府の計画では、被災地に住民が戻ってこないようにするために、約3,500戸の家屋が取り壊される予定である。
国連人道問題調整事務所レポート No.6 2000/01/06
60万人以上の人々が被災し、今現在約107ヶ所の仮設避難所に約51,000人が避難している。

CNNニュース 2000/01/05 04:48GMT
死者数は5万人近い模様。 郊外への都市住民移動計画の一環として、生存者のための住宅を建築予定。使用していない農地に関しては、税金未納の所有者、もしくは再開発計画に非協力的な所有者から土地を没収すると大統領が警告。 最もひどい被害を受けたバルガス州では未だ水道も復旧せず、何万もの被害者が避難所生活を余儀なくされている。当局はコレラ、デング熱、黄熱病といった疫病を防ぐ体制を取っている。
国連人道問題調整事務所レポート No.5 1999/12/27
推定3,600世帯が被害を受けた模様。WFPの推定によると、避難生活を送る人口の15%は5歳以下の幼児であり、残り85%の大半が女性。 約35,000ヘクタールの農地が未だ浸水が続いており、幾つかの地域では60%におよぶ農作物が被害を受けた。
国連人道問題調整事務所レポート No.3 1999/12/21

電気や電話、水などの基本的なサービスは、一部の地域で回復された。カラカスの水供給は、正常である。カラカスの国際空港は、依然として閉鎖されたままである。ラグアイラ港は3〜4週間の間に復活の見通しであるが、幾つかの倉庫は、深刻な被害を受けている。カラカスとカグアイラの間の道路は、民間人に対しては閉鎖されており、バルガス州の内部でも、多くの道路が寸断されている。
国連人道問題調整事務所レポート No.2 1999/12/19
被災者数は15万人であり、行方不明者数も多い。死者数は、現在のところ2千人とされている。

国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/12/17
12万人が被災。
少なくとも50人が死亡。
まだ、多くの人が行方不明。
まだ、被害の評価はでていないが、家屋、交通、電気、コミュニュケーションのためのインフラストラクチャーに、深刻な被害が出ている。

関連リンク情報
関連レポート・記事
  • レリーフウェブ
    ベネズエラの洪水に関する主要な文書のリスト(常時更新) 
  • IFRC 2000/02/17
    ベネズエラ赤十字や他の国家機関は洪水の被災者に対して食事や衛生面でのサポートを続けているが、物資配給は殆どが当初の予定より遅れている。これは道路が被害を受け、港や道路が混んでいるためである。
  • IFRCレポート 2000/02/11
    雨が山岳部で続いているためにVargas州では注意勧告がでたままである。また8つの地区では地上からのアクセスが出来ないままである。
    この一週間で新たに24ヶ所の地滑りや洪水が記録されている。
  • カトリックレリーフサービス 2000/02/08
    緊急に必要とされているのは綺麗な水と衛生品である。カトリックレリーフサービスは約2,300世帯に水を届けることを約束している。
  • 災害情報センター:レポート

  • IFRCレポート 2000/01/27
    ホンジュラスの人々はベネズエラの洪水の被災者を助けるための物資を集めている。
  • IFRCレポート 2000/01/20
    政府は被災家族の登録を続けている。それは家を失った人々を移住させるための住宅の開発場所を決定するためのものであるが、多くの家族は他の州に移動したがらない。
  • AFPニュース 2000/01/18
    カラカス付近にあり、既に被害を受けているVargas州でのこの3日間の被害は最悪な状況である。州の中の8地区は18日現在、外部との連絡を絶たれた状態になっていると当局は述べている。同州では河川の氾濫のために再建活動が思うように進まないでいる。
  • AFPニュース 2000/01/17
    Vargas州の州長は、約50時間雨が絶え間なく続き、さらなる地滑りや洪水を引き起こしたために州にパニックが広がっていると述べている。
  • AFPニュース 2000/01/13
    豪雨がベネズエラを襲ってから約1ヶ月が経過したが、自宅を失った114,388人の人々が326ヶ所の避難所で暮らしており、行方不明になった親族の居場所を確認しようと必死である。
  • IFRC 2000/01/13
    国際連邦は先週、緊急援助の要求を新たに発表した。それらの援助金は現金や各種サービス、毛布や衛生品、医薬品などの基本的な救援物資といった形で、先ず50,000人の被災者に供給される。
  • AFPニュース 2000/01/12
    米国国防省は先月の洪水や地すべりで流されたベネズエラの道路を修復するために、軍の技師と道路修復のための機械を送った。
  • 国連人道問題調整事務所レポート No.7 2000/01/12
    カラカスの国連住宅調整局は現在の死亡者数は30,000人であると想定している。Vargasからは約10万人が避難しており、うち35,000人は今現在カラカスの避難所に、15,000人は他都市の避難所にいる。
  • AFPニュース 2000/01/08
    首都や首都北部の沿岸地域は来週豪雨に襲われる恐れがあり、新たな地滑りを引き起こしそうである。空軍の天候予報部では1月はさらなる豪雨に見舞われるとの予測をしている。
  • Yahoo! ニュース写真
    各写真に解説付き(英語) 
  • CNNニュース 2000/01/10 09:25GMT
    UNDPより貧困地区状況改善のモデルと認定されているカラカス北部のスラムCatucheでは、他のスラムに比べ被害・死者数が少なかった。
  • 国連人道問題調整事務所レポート No.6 2000/01/06
    政府は復旧・再建活動を進めているが、避難所にいる数千人の人々は緊急援助を受けつづけている。加えて、ベネズエラ市民防衛隊はベネズエラ赤十字と共に避難所の人口調査を完了しつつある。
  • 米国赤十字ニュース 2000/01/05
    災害の大打撃を受けたベネズエラのカリブ海沿岸では、新たな豪雨と洪水が住民を怯えさせており、当局は住民の避難を余儀なくされている。
  • CNNニュース 2000/01/05 04:48GMT
    ベネズエラ当局は6日、洪水の被害者の遺体が発見された海岸を使用しないよう警告した。多くの遺体はカラカスの北西160キロに位置するファルコン州で発見された。
  • BBCニュース 2000/01/06 22:46GMT
    ベネズエラ当局は保健衛生に関する国家警戒体制を取り、洪水による疫病の蔓延を防ぐよう宣言した。
  • CNNニュース 2000/01/05 18:28GMT
    死者数は5万名以上の模様。多くの遺体が海に流されたり、土砂や瓦礫の下敷きになっているため最終的な死者数は明確にならない可能性がある。
  • 国連人道問題調整事務所レポート No.5 1999/12/27
    12月23日現在、ベネズエラ政府は国連に対し、今回の災害による被害を緩和させるべく援助を公式に依頼した。
  • 国連人道問題調整事務所レポート No.3 1999/12/21
    ベネスエラ政府は、支援に感謝を表明すると同時に、復興再建のために、さらなる国際協力が必要であることを訴えた。
  • 国連人道問題調整事務所レポート No.2 1999/12/19
    天候の状況は回復してきたものの、被害の甚大さが明らかになってきた。バルガス州の被害が最大である。
  • 国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/12/17
    豪雨により、地滑りや主要河川の氾濫が発生。特に、東部のアンソアテギ州からスリア州にかけての沿岸部で被害が大きい模様。雨はここ数日降り続く模様であり、状況は悪化している。
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