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フィリピン : 火山噴火 : 2000/02 国別防災情報

発生期間 2000/02
国名及び地域名 フィリピン
災害名 火山噴火
概要 フィリピン・ルソン島南部アルバイ州のマヨン山(2421メートル)が2月24日午前、噴火した。99年6月の噴火以来8ヶ月間、火山活動が活発になっていた。 比火山地震研究所は、今後より大規模な爆発が起きる可能性が強いとみて警戒を強めている。 3月6日現在、52の避難所に14,114世帯、68,426人が避難している。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
国連人道問題調整事務所レポート No.5 2000/03/23
避難者数は5,751世帯に減少(24箇所の避難センターに仮住まいをする27,849名)。 家畜の損失を含む農業関係の被害額は8980万ペソ(220万米ドル)と推定される。
AFPニュース 2000/03/01
火山活動は水曜日には治まり、ほぼ継続的に噴火が5日間続いた後、蒸気を出している程度である。避難者数は公式発表では83,000人である。
国連人道問題調整事務所レポート No.2 2000/02/29
今現在、1名の犠牲者が報告されている。2月27日現在、噴火前から避難している人も含め、約48,000人が避難している。
国連人道問題調整事務所レポート No.1 2000/02/24
現在のところ、29,000人以上の人々が避難していると報告されており、そのうち約5,000人は地方当局が建設したセンターに前もって避難していた人々である。

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

国連人道問題調整事務所レポート No.5 2000/03/23

国連人道問題調整事務所レポート No.4 2000/03/14
様々な政府機関が救助活動を広げ、被災者の状態をチェックし続けている。また、9つの地方自治体が約64,000USDに値する救援を受けている。

AFPニュース 2000/03/07

国連人道問題調整事務所レポート No.3 2000/03/07
様々な政府機関が、17,000個の防塵マスクの分配や環境衛生計画、避難者の健康状態のチェックといった救援活動を行っている。

AFPニュース 2000/03/06
マヨン火山が比較的沈静化してから5日が経過し、噴火によって避難した約1万人の住民が自宅へ戻り始めているとのことである。

ロイター通信 2000/03/06
数千人の村人が、噴火の危険性を無視して、月曜日にマヨン火山の麓の自宅に戻り始めた。

ロイター通信 2000/03/04
アメリカ軍兵士は、フィリピン中央部の火山噴火から避難している約7万人の住民に対して、避難所や飲料水を運ぶ救援活動を土曜日に開始した。

DPAニュース 2000/03/02
マヨン火山山麓で、地滑りが河川の土手を塞いだり、低地に流れる恐れがあるため、災害救助局は避難者数の増加に気を引き締めている。

AFPニュース 2000/03/02
マヨン山の噴火によって避難した数万人の人々に対するアメリカ政府のさらなる援助をフィリピン政府は求めている。

AFPニュース 2000/03/01
噴火が約一週間続き、フィリピン東部のマヨン火山周辺の地域では今後起こりうるマグマの拡大に気を引き締めている。

Yahoo! News
マヨン火山の写真

レリーフウェブ
フィリピンの火山に関する主要な文書のリスト(常時更新)

国連人道問題調整事務所レポート No.2 2000/02/29
2月24日午前中の1回めの噴火以来、マヨン山は周期的に噴火を続けている。27日から28日の間に、灰やガスを伴った噴火が20回報告されている。

国連人道問題調整事務所レポート No.1 2000/02/24
今までのところ、怪我人等の報告はない。噴火前に、地方当局はマヨン山の山頂から6kmの範囲を危険地区に指定し、火山の傾斜地に住む数千の住民に避難するように警告していた。