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バヌアツ : 津波 : 1999/11 国別防災情報

発生期間 1999/11
国名及び地域名 バヌアツ
災害名 津波
概要 マグニチュード7.1の地震が土曜日の深夜0時21分にバヌアツ南西部のPentecost島で発生した。地震によって発生した津波はバヌアツの南太平洋側を襲い、死者8名、負傷者100名以上、1000名以上が家を失った。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/11/30
地震は大きな地すべりを引き起こし、耕作地の被害も報告されているが、作物被害は広がっていないと考えられる。加えて、揺れによる被害が建物と他のインフラに現れている。 Marteli湾で発生した津波は、低地に立つ建物(煉瓦造りの学校も含む)を倒し、唯一残ったのは教会である。
死者8名、負傷者100名以上、1000名以上が家を失った。 広範囲にわたり道路、家屋、その他の建物に被害が出た。
教会や学校も深刻な被害を受けた。

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

AFPニュース 1999/12/10

国連人道問題調整事務所レポート No.2 1999/12/09
11月27日の地震の余震がPenama州で発生しつづけている。重大な地すべりはPentecostで起こっているだけでなく、AmbrymやPaama、Epi島で起こっており、家屋や道路、水供給システムに被害が現れている。

IFRC 1999/11/29
マグニチュード7.1の地震は1999年11月27日午前12時21分(現地時間)に南太平洋に位置する列島のバヌアツを襲った。

IFRC 1999/12/01
1999年11月27日(日)の早朝に起こったマグニチュード7.1の地震は、バヌアツのペンテコステ(Pentecost)地方と他の近接する地方を襲い、その地震の15分後に津波が起こった。その地方は人口12000である。

IFRC 1999/12/02
バヌアツのペンテコステ島のMarteli湾、そこはかつて360人が住む美しい村であったが11月27日に起こったマグニチュード7.1の地震に続いて起こった大津波の後。今日では荒地と化している。

IFRC 1999/12/02
バヌアツの赤十字と国際連合は、11月27日にバヌアツの海岸を襲ったマグニチュード7.1の大規模な地震の犠牲者を援助するために基金を設立した。 地震は12名の死者、多数のけが人、1000名以上の家屋を壊した大津波を引き起こした。

ABCニュース 1999/12/03
先週の地震と津波により被害が報告されているバヌアツの3つの島に対して災害アセスメントチームが派遣された。

ABCニュース 1999/12/02
バヌアツのPentecost島で起こった地震と津波によって10名が亡くなってから5日が経つが、いまだに余震が続いている。

国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/11/30
Pentecostで以前から存在していたアクセス問題が地すべりによって深刻化している。幾つかの坂は明らかに不安定であり、この先豪雨が降れば人々が道を通る際に危険であるし、重要なサービスへのアクセスが閉ざされることになる。

ABCニュース 1999/11/29
バヌアツ政府は最初の救援物資をPentecost島に送った。 各国大使館と援助機関は被災地援助に関する話し合いをバヌアツ政府と行っている。

AFPニュース 1999/11/28
土曜日にバヌアツを地震と津波が襲い、少なくとも10名が死亡、数千名が家を失った。

世界地震ニュース
MS 7.1 13:21 UTC, 東経168.2°南緯16.5°震源の深さ33km [NEIC] (バヌアツ現地時間では11月27日(土)午前01:21) この地震はバヌアツの中心地区ペンテコステ島の南部で起こり、強い揺れと局所的な津波を引き起こした。 12名の死者という最初の報道は、確認された8名の死者、波にさらわれた2名の行方不明者、40名の負傷者と訂正された。道路や家屋等が広範囲にわたり被害を受けた。教会や学校もおおきな被害を受けた。地震がペンテコステ島のエナ村中心部で起こったとき5名が死亡した。 他の3名は1時間半後にペンテコステ島の南端部を襲った津波によって海にさらわれたあとに死亡した。

[地図情報]

国連人道問題調整事務所