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インド : 洪水 : 2005/07/27 国別防災情報

発生期間 2005/07/27
国名及び地域名 インド
災害名 洪水
概要 インド西部のマハーラーシュトラ州で地すべりと洪水が発生した。インド当局によると、これにより少なくとも850人が死亡、数10人が行方不明となり、国の経済的中心地であるボンベイが無力化したと伝えられた。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
国連人道問題調整事務所レポート No. 3 2005/08/02
死者数
マハラーシュトラ州:926人
ゴア州:4人

負傷者数
マハラーシュトラ州:55人
国連人道問題調整事務所レポート No. 2 2005/7/29
死者数
マハラーシュトラ州:513人
ムンバイ市:267人
ゴア州:13人

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

BBC ニュース 2005/08/13
インドの保健当局者が伝えたところによると、マハラーシュトラ州で起こった洪水後に広がった感染症による死者は、少なくとも120人に上った。

ロイター通信 2005/08/13
ボンベイとその周辺地域では、2週間前の洪水発生後に広がった水を媒介とする感染症による死者が、125人あまりに達したと土曜日に当局が伝えた。 ボンベイ市のManu Srivastav副長官が記者会見で伝えたところによると、前日の時点で市立病院に1000人以上が入院しており、合計入院患者数は、4,301人に上った。

ロイター通信 2005/08/12
インド最大の都市ボンベイでは、2週間前の記録的豪雨により洪水や地滑りが発生した後、水を介した感染症が広がり、少なくとも94人が死亡したと、州当局が金曜日に伝えた。 市の病院には、この36時間の間に訪れた約1000人を含め、治療を求める数千人が押し寄せたと、市長官のJhony Joseph氏が記者会見で述べた。病院は廊下まで、急な腹痛、発熱、呼吸困難に苦しむ人々で埋め尽くされており、増え続ける患者数に対応するため、私立病院も州立施設支援の協力を申し出ている。

ロイター通信 2005/08/11
インドの経済中心地の保健当局は、記憶の中で最悪の洪水発生後、発熱で入院している数百人の患者の間で、死者が急激に増えていると報告した。 死者数は、水曜日に26人から37人に増えたと伝えた。近郊のカルヤン・ドムビヴィリ市でも発熱による27人の死亡が伝えられている。 保健当局者は、感染した動物の尿に汚染された水により伝染し、まれに死者を出す細菌性疾患のレプトスピラ症の発生を疑っている。

BBC ニュース 2005/08/11
先週から洪水の洪水から、インド西部のマハラーシュトラ州では水に関連する疾患により、66人が死亡したと当局が伝えた。 そのうち37人が州都のムンバイで死亡しており、州では2,000人以上が治療を受けている。 保健当局は、ねずみを媒介として広がるレプトスピラ症が、多くの死者を出している原因だと述べている。

国連人道問題調整事務所レポート No. 4 2005/08/5
7月はじめからの長引くモンスーン性降雨により、西ベンガル州、ジャルカンド州、グジャラート州、ゴア州、マハラーシュトラ州の各地で洪水が続いている。低地での洪水が起こったマハラーシュトラ州、オリッサ州、マディア・プラデシュ州での状況は、安定してきている。

国連人道問題調整事務所レポート No. 3 2005/08/02
7月24日からの豪雨によるインドの洪水の死者は930人に上った。避難していた10,000人は、自宅に戻ったが、10,000人は依然として救援キャンプに残っている。農村部では、60、ムンバイ近郊では50の救援キャンプが運営されている。

ロイター通信 2005/08/05
洪水に見舞われたインドのマハラーシュトラ州では、約3,000人がコレラ、胃腸炎、赤痢に感染しているが、まだ蔓延の兆候はないと、当局が金曜日に伝えた。 ここ数十年間で最悪のモンスーン性降雨による洪水で、多くの死者を出したボンベイの市民は、飲料水の煮沸、塩素の錠剤の使用、不純物検査をするよう指導されている。

BBC ニュース 2005/08/04
インド西部のマハラーシュトラ州で先週起こった洪水による死者は1,023人にのぼった。 記録的豪雨から10日間経った現在も多くの人が行方不明になっており、死者数は増えると見られる。

BBC ニュース 2005/08/02
インドの経済の中心地、ムンバイ(ボンベイ)とその周辺で起こったモンスーン性の豪雨による被害は、300億ルピー(6億9千万ドル)に上ると見られる。

国連人道問題調整事務所レポート No. 2 2005/7/29
マハラーシュトラ州 7月28日の時点で、マハラーシュトラ州では513人の死亡が伝えられている。ムンバイから150キロ南に位置するJuigaon村では、7月26日の地滑りにより、100人が死亡したと見られている。地滑りの被災地やその他の地区では、大規模な救援活動が続いている。長距離列車は未だ運休しているが、市の空港は一部運行している。 ムンバイ市 ムンバイ市では、267人の死亡が確認されている。木曜日の時点で、市の低地の一部では、水が引いているが、郊外は、今も浸水している。国際赤十字・赤新月連盟(IFRC)によると、鉄道や交通は徐々に通常に戻りつつあると報告されている。ムンバイ-アハメダバード間の高速道路の交通は回復している。 ゴア州 ゴア州の南部及び北部地区では、13人が死亡、34,000人が被害を受けている。州を流れる5つの川では、警戒水位を越えている。州の高速道路は通行止めになっている。

国連人道問題調整事務所レポート No. 1 2005/07/27
7月24日からの豪雨により、マハラーシュトラ州では大規模な洪水が発生し、ラトナーギリ、ライガド、ターネ、ムンバイ地域に被害が及んでいる。ライガド地区Juigaon村で起こった地滑りにより、あわせて150人が孤立している。また。ライガドでは、23人、らトナーギリでは6人、ターネでは4人が死亡したと伝えられている。

BBC ニュース 2005/08/01
インド当局は、ムンバイ(ボンベイ)とその周辺地域で、2千万人以上の人々がモンスーン性の豪雨により混乱に巻き込まれていると伝えた。 気象専門家は、24時間以内に強い風を伴った強い雨が降る恐れがあるとして注意を促している。

CNN ニュース 2005/08/01
ムンバイに降った記録的豪雨から約1週間が経ち、更なる雨が清掃活動を妨げる中、インドの経済の中心地は様々な分野で窮状と戦っている。 報道によると、月曜日にムンバイで激しい雨が降ったということである。当局は、インド西部での犠牲者は1,000人に上ると伝えた。

BBC ニュース 2005/07/31
900人近い犠牲者を出した洪水から復興しようとした矢先、インドのムンバイ(ボンベイ)市が再びモンスーン性の豪雨に見舞われた。 地元警察は人々に家にとどまるように指示を出しており、気象専門家は、降雨が長引き、救援活動が滞る可能性を指摘した。

ロイター通信 2005/07/31
インドの経済中心地ムンバイで続く豪雨によって更なる洪水が発生する可能性があるため、警察は市民数百万人に街路から避難するよう警告した。当局では死者数は1,000人に達すると報告した。

ロイター通信 2005/07/29
大雨に見舞われているインドのボンベイ市で、湖の堤防が決壊したという噂が流れ、逃げようとしたスラム街の人々が殺到し、子供7人を含む18人が死亡したと、金曜日に地元警察が伝えた。 これにより、インドの経済中心地とその西の州での、この2日間のモンスーンによる洪水と地滑りでの死者は700人近くにのぼった。

CNN ニュース 2005/07/29
インドの商業都市ムンバイで、ダムが崩壊したという噂からパニックが発生し、同国のモンスーン性降雨による死者はさらに増えた。

ロイター通信 2005/07/28
最悪のモンスーン性降雨によりインド西部で発生した洪水と地滑りで、500人以上が死亡し、経済の中心地ボンベイでは、数千人が孤立している。 半数以上の犠牲者を出した人口1500万人のボンベイだが、道路の清掃が始まり、2日間不通だった鉄道・航空も一時的に回復し始めている。

BBC ニュース 2005/07/28
インドのムンバイ市とその均衡のマハラーシュトラでは、モンスーン性の降雨により430人以上が死亡した見られる。

ロイター通信 2005/07/27
インド西部で水曜日、洪水と地滑りにより140人が死亡、また、地滑りが村を襲い、それ以上の犠牲者が出たと見られる。 経済中心地のボンベイ全体で洪水が悪化するにつれ、交通、鉄道、空路が不通になり、数千人が避難、数万人が立ち往生している。

CNN ニュース 2005/07/27
インドで史上最悪の豪雨により、経済の中心であるムンバイは機能を停止し、通信は遮断、空港は閉鎖された。2ヶ月にわたるモンスーン性降雨により、インド全土で633人が死亡したと当局が伝えた。

スカイコム2005/07/27
インド、ムンバイ市では記録的な豪雨により少なくとも99人が死亡したと伝えられた。

ロイター通信 2005/07/27
インドでは洪水により30人が死亡、ボンベイが浸水

[画像データ]

ロイター通信 2005/07/28
ボンベイでは救助隊が地すべりで死亡した人を捜索している。