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キューバ : 竜巻 : 1999/10 国別防災情報

発生期間 1999/10
国名及び地域名 キューバ
災害名 竜巻
概要 10月11日にキューバ西岸にあるユース島で豪雨が降り始めた。49の貯水池から水があふれ、162,664人が危険地区から避難をしている。3000以上の家屋が被害を受け、うち224家屋が倒壊、2,870家屋が屋根や壁に被害を受けている。また、4名の死が報告されている。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
AFPニュース 1999/10/16
嵐のため、キューバ西部では13万2千人の人々が避難している。 ハバナでは25の家屋が倒壊し、783の家屋が被害を受けた。
キューバでは木曜日に島の西部をハリケーンに襲われ、200の家屋と2,700の他の建築物が被害を受けた。
Cienfuegos州ではバナナ農場の70%が破壊された。
IFRC 1999/10/20
16万人以上の人々が避難を強いられており、また、4名の死が報告されている。 144の工場と26の農業装置が部分的な被害を受けている。電力はカットされ、通信も途絶している。3つの病院と1つの診療所が被害にあった。20の学校が被害にあい、うち7校は全壊した。農業への被害は評価中である。
CNNニュース 1999/10/15
嵐によって1600以上の電力ラインが大打撃を受けた。約70万戸の住宅や会社で電力がカットされた。

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

IFRC 1999/10/20
今現在、最も必要とされている事は避難所に収容されている5000家族に緊急物資を配給することである。この先6週間は、食物、公衆衛生品、水容器、衛生設備が最も必要とされるであろう。

国連人道問題調整事務所レポート No.3 1999/10/19
アイリーンは約20万人の人々を避難させることとなったが、その住民達は自宅に戻りつつある。

AFPニュース 1999/10/16
ハリケーンアイリーンにより4名が死亡、200家屋がキューバでは倒壊したと公式発表があった。

国連人道問題調整事務所レポート No.2 1999/10/15
600人以上のボランティアによって支えられているキューバ赤十字は、西部沿岸地区の約13万人の人々の避難を手助けしている。

CNNニュース 1999/10/15
フロリダ南部ではハリケーンアイリーンによって、豪雨がもたらされ、土曜日に5名が亡くなり、140万人から電力を奪った。

国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/10/14
ハリケーン・アイリーンはここ数時間は少しづつ移動しているが、時速11kmの速さでゆくっりと北向きの軌道を再びたどりそうである。アイリーンは本日10月14日にキューバ西部を横切りそうである。最大持続風速は、中心部付近の一部で今現在時速120kmである。

ロイター通信 1999/10/14
大西洋のハリケーンシーズンにおける9番目の熱帯性嵐が木曜日未明に弱い竜巻となり、ハバナやキューバ西部の人々を怯えさせている。また、その竜巻は北に向かっており、フロリダ南部に豪雨をもたらしている。