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カンボジア : 洪水 : 1999/11 国別防災情報

発生期間 1999/11
国名及び地域名 カンボジア
災害名 洪水
概要 10月から11月初旬にかけて豪雨が続いたことにより、南部の5つの州(Takeo、Kandal、Kampong Speu、Phnom Penh Municipality、Pursat)で洪水による被害が発生した。その洪水により、21,334の家族が被災し、約9,900ヘクタールの田んぼが被害を受けた。3,561の家屋が破壊されたり、何かしらの被害を受けたが、今までのところ死亡者に関する報告はない。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
ADRAレポート 1999/11/24
カンボジア政府による初期の報告によると、洪水の被災家族数は21,000以上である。 3,500以上の家屋が被害を受けるか、倒壊した。政府代理は少なくとも稲の30%が破壊されたと推定している。
AFPニュース 1999/11/06
南部地方では数万人の人々が避難所もなく、その上食事や安全な水を与えられていない。
今年度、カンボジアにおいて洪水によって家屋を失った人の数は45,000であると言われている。
10万人以上の人々が家を失うか、あるいは汚染された飲料水のために病気になる危険があると救助隊は言っている。

Pursatへ500トンの食物を送ろうとしたが、それらの努力は被災地で上昇する水位や壊れた橋、高速道路などによって阻まれているとケア・インターナショナルは報告している。

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

ADRAレポート 1999/11/24
救助隊は被災地に行くのにボートを使用せざるを得ない。

国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/11/11
雨は止み、洪水は引き始めているが、主要都市を結ぶ道路が破壊されたり、浸水しているために伝達手段や交通手段が途絶しているとIFRCは言及している。メディアによると 、水位の上昇や橋や道路の崩壊によって救援物資を送るのが阻まれているとのことである。

IFRC 1999/11/09

AFPニュース 1999/11/06
カンボジアのフン・セン首相は土曜日に、数日間続いた洪水によって家を失った数万人の住民を助けるために国軍を召集した。