(1) 災害の現状

 各自治体の管轄地域内で、過去50年間で発生した(1)地震災害、(2)風水害、(3)その他災害で、被害規模(死者数等)の最も大きかった災害を記入してもらった。以下のデータからもわかるようにアジアにおいては洪水や台風・竜巻など風水害が最も多く発生し、地震は3番目に多い自然災害である(20世紀アジア自然災害データブックにおける災害の定義は以下の4項目のいずれかに該当する場合である:@死者10人以上、A被災者100人以上、B国際救援アピールの発出、C緊急事態の宣言)。
 しかし、死者数の割合では地震による死者がほぼ半数を占め、残りのほとんどが洪水や台風・竜巻などの風水害であり、アジアの被害の大きい自然災害とは、地震と風水害であるといえる。


(出典)アジア防災センター「20世紀アジア自然災害データブック」,2000