メンバー国防災情報

シンガポールの国旗

国の概要

国名:シンガポール共和国(Republic of Singapore)
赤道直下の北緯1度17分、東経103度51分に位置する。北のマレー半島(マレーシア)とはジョホール海峡で隔てられている。もっとも大きなシンガポール島(東西42km、南北23km)と周辺の小島からなる。シンガポール島には平野が広がるが、他の島はいずれも小さい。国土面積は699平方キロメートル。 赤道直下に位置するため、一年を通じて高温かつ多湿である。年中降雨があり雨季と乾季の区別ははっきりしないが、モンスーン地帯に含まれ、北東モンスーン(12月〜3月初旬)南西モンスーン(6月〜9月)の影響を受ける。降水量の最も多いのは12月と4月。
459万人の人口の75パーセントが中華系、14パーセントがマレー系、9パーセントがインド系9%である。

災害の傾向

シンガポールは地震、台風、火山の噴火などの自然災害は免れているが、非常事態対応業務の課題は、高層ビルが林立する高度に都市化された環境や危険物取扱い産業における人為的な災害の予防と軽減にある。

過去の主な災害

2013年6月〜 煙害(ヘイズ)

シンガポールでは、インドネシア・スマトラ島などにおける野焼きや森林火災が 発生源と見られる煙害(ヘイズ)により、深刻な影響を受けている。通常、乾季に悪化する。

防災体制

法制度

市民防衛法(1986年制定、Civil Defence Act)では、非常事態宣言と救助隊員の動員・配備のための法的枠組みを定めている。その他火災安全法(1993年制定、Fire Safety Act)、市民防衛保護法(1997年制定、Civil Defence Shelter Act)などがある。

防災組織

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内務省(MHA)は、シンガポールの安全や防護のための中心的な政策立案政府機関である。国家災害の発生時には、MHAが災害管理の戦略レベルで主導権を握る。戦術レベルでは、災害の影響を軽減するために、シンガポール市民防衛庁(Singapore Civil Defence Force、SCDF)が複数の機関による対応活動の計画と実行の調整役となる。
SCDFは、消防、救援救助、緊急搬送などの業務や火災予防、市民保護に関する規則を策定し実施する任務をになっている。

防災計画

SCDFは、「民事的緊急事態対応作戦計画」と名づけた民事的緊急事態に対する国家対応計画を策定している。この計画は、大規模災害の管理におけるSCDFとすべての関連機関(RA)の業務についてまとめたものである。この計画のもと、SCDFは複数の機関による対応を全般的に担当する。

アジア防災センター協力機関

シンガポール市民防衛庁(SCDF: Singapore Civil Defence Force)

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