メンバー国防災情報

パキスタンの国旗

国の概要

国名:パキスタン・イスラム共和国(Islamic Republic of Pakistan)
インド、中国、アフガニスタン、イランと国境を接し、アラビア海に面している。国土面積は79.6万平方キロメートル。北部はヒマラヤ山脈、西部にはバローチスターン高原がある。国土の東半分はインダス川が縦貫している。南北に長い形状の国土と、0メートルから8,611メートルまでの極端な標高差のため、気候は地域によって大きく異なる。
首都はイスラマバード。人口は1億6,090万人、うち約半数をパンジャブ人が占め、その他シンド人、パターン人、バローチ人によって構成される。インダス川流域に人口が密集している。

災害の傾向

地震が多い。特に北部および西部が地震に脆弱な地域となっている。7月〜8月の雨期には、インダス川が氾濫し、洪水をもたらすことがある。その他、干ばつ、サイクロン、鉄砲水、地すべり、雪崩、疫病による被害がある。

過去の主な災害

2005年10月 地震

2005年10月8日、M7.6の地震が発生し、73,338人の死者、128,304人の負傷者、50万人の被災者を出した。この地震はパキスタンの防災体制強化の契機となった。

1999年5月 サイクロン

1999年5月20日、パキスタン南部に襲来したサイクロンは、タッタとバディンの2つの県に死者168人、被災者597,482人、倒壊家屋44,149棟に及ぶ大きな被害を与えた。

1998年3月 鉄砲水

1998年3月3日に豪雨によって発生した鉄砲水により、南西部のトゥルバットで死者1,500人、倒壊家屋3,700棟の被害が発生した。

防災体制

法制度

2007年10月に国家防災条例2007(National Disaster Management Ordinance, 2007)が施行された。

国家防災条例2007(National Disaster Management Ordinance, 2007)

防災組織

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首相を議長とする国家防災委員会(National Disaster Management Commission (NDMC))、地方自治体には防災局を設置した。NDMCは、すべての州の上級代表、議会の上下院の野党の党首、軍の代表、市民団体およびNGOsの代表によって構成される。
また国家防災局(National Disaster Management Authority (NDMA))が、中央および地方レベルのすべての政府機関、国際機関、国連、NGO等の防災活動を調整する役を担う。

防災計画

国家防災枠組(National Disaster Risk Reduction Framework)が2007年3月に承認されている。

国家防災枠組み(National Disaster Risk Reduction Framework)

アジア防災センター協力機関

国家災害管理委員会(National Disaster Management Authority)