国名:モンゴル国(Mongolia)
中国とロシアに挟まれた内陸国。面積は156万4,100平方キロメートル。首都はウランバートル。西部には標高4,300メートルのアルタイ山脈と標高3,500メートルのハンガイ山脈がそびえる。南部にはゴビ砂漠とモンゴル高原が広がる。北部は森林が多く、東部から中央部にかけては草原である。主に大陸性気候。
首都はウランバートル。263万5,200人の人口の95パーセントをモンゴル人が占めるほか、カザフ人、中国人、ロシア人も居住している。
干ばつ、地震、伝染病、飢饉、洪水、森林火災、風害、雪害(Dzud)などによる被害がある。
2000年 雪害(Dzud)
1968年以来の低温(最低気温マイナス46度)と豪雪(30cm〜1mの積雪)による雪害(Dzud)により、140万頭以上の家畜が死亡し、13州(province)の50万人に影響を与えた。また、引き続き夏には高温の乾燥した気候によって干ばつがおこり、45万人以上が食糧不足に陥った。
1996年 森林火災
1996年2月27日から6月3日にかけて、モンゴルの広い範囲に森林火災が広がり、合計386の火災が発生し、230万ヘクタールの森林、780万ヘクタールの放牧地が被災した。25名が死亡、65名が重傷、7,000頭の家畜が死亡、210軒の家屋などが消失する被害となった。
2002年 雪害(Dzud)
2002年12月から2003年2月にかけて、雪害(Dzud)により、7人が死亡、21万671頭の家畜が死亡した。
法制度
防災法(The Law on Disaster Protection)が2003年6月に制定された。
また、憲法第6条4項では、国民の健康、自然、環境および国家の安全と利益に適わない領土に対する国家の措置、憲法16条第2項では、国民が健康的で安全な環境のもとに生活する権利について明記している。また第25条第2項では、緊急事態の国家の義務について述べている。
このほか、市民防衛法、大気汚染に関する法、水利用に関する法、水文気象学と環境モニタリングに関する法などが制定されている。
防災組織
2004年国家危機管理庁 (NEMA、National Emergency Management Agency)が設置された。NEMAは国家の防災政策及び法の実施機関であり、全土にわたる専門的な防災活動を行っている。
アジア防災センター協力機関
国家危機管理庁(NEMA: National Emergency Management Agency)