メンバー国防災情報

マレーシアの国旗

国の概要

国名:マレーシア(Malaysia)
マレー半島南部の西マレーシア、ボルネオ島北部のサバ・サラワクを含む東マレーシアからなる。隣国は、インドネシア、シンガポール、タイ。国土面積は約33万平方キロメートル。うち約70%は熱帯林。熱帯気候だが、南西部は4月から10月、北東部では10月から2月がモンスーン気候となる。
首都はクアラルンプール。2,657万人の人口の66パーセントはマレー系、26パーセントは中国系、8パーセントはインド系、残りの1パーセントはその他が占める。

災害の傾向

洪水、地すべり・斜面崩壊、煙霧、森林火災が主な災害である。

過去の主な災害

2004年12月 スマトラ島沖地震・津波

2004年12月26日、インドネシアのスマトラ島北西沖で起きたマグニチュード9.1の地震により引き起こされた津波により、死者80人、被災者5,063人の被害が出た。

2007年12月 洪水

北東部ケランタン、中部パハン州、南部ジョホール州など広い範囲で豪雨による洪水によって、合計死者33人、被災者158,000人におよぶ被害が出た。

1996年12月 熱帯低気圧

1996年12月、サバ州に上陸した熱帯低気圧「Greg」による水害で、死者270人、損壊家屋約5,000棟、被害総額52,000米ドルの被害が発生した。

防災体制

法制度

1997年に発令された国家安全保障会議(NSC)指令20号 (The National Security Council Directive No. 20)により、統合緊急事態管理システムのもと、様々な機関の責務と機能を含めた災害管理のメカニズムを規定している。
また、国土保全法(Land Conservation Act)、環境優良法1974(Environmental Quality Act 1974)、地方行政法1976(Local Government Act 1976)、道路・排水路および建築法(Road, Drainage and Building Act)などにより防災のための規制を行っている。

防災組織

組織図はこちらをクリック

首相府の国家安全保障局(NSD, National Security Division)が、災害に関連するすべての活動の調整を行う機関として設置されている。
また、災害管理救援委員会(DMRC, Disaster Management And Relief Committee)は、災害管理に関連するすべての活動を調整するにあたり、NSCの責務を実行する。DMRCは3つの異なったレベル、すなわち連邦政府、州、郡レベルで設置され、NSDが事務局を務める。連邦政府レベルのDMRCは、災害対応に関与する諸機関の災害に対する警戒と準備に関する国家政策・戦略の立案を行う。

防災計画

洪水、森林火災および煙霧災害に関する、災害予防、軽減、対応、復興復旧に関する標準業務手順(Standard Operating Procedures (S.O.P.) )が、規定されているほか、地震および津波についても策定中である。

アジア防災センター協力機関

国家安全保障局(National Security Divison, Prime Minister's Department)