メンバー国防災情報

カザフスタンの国旗

国の概要

国名:カザフスタン共和国(Republic of Kazakhstan)
中央ユーラシアに位置する中央アジア5カ国のうちの1カ国で、国土面積は、272万4900平方キロメートル。東は中国と、南はキルギス、ウズベキスタンおよびトルクメニスタンと国境を接する。南部には天山山脈、東部にはアルタイ山脈がある。西部には世界最大の湖カスピ海があるが、その周辺は砂漠と荒地の平原、丘陵となっている。
首都はアスタナ。1,550万人の人口の58.9パーセントをカザフ人、25.9パーセントをロシア系が占める。その他、ウクライナ系、ウズベク系、ウイグル系、タタール系、ドイツ系、韓国・朝鮮系などがいる。

災害の傾向

暴風、地すべり・斜面崩壊、洪水、伝染病、異常気温、地震、森林火災が主な災害となっている。

過去の主な災害

2008年2月 洪水

2008年2月21〜22日、カザフスタン南部で豪雨と急激な温度上昇によって雪が解け、洪水が発生した。浸水家屋2,383棟、倒壊家屋298棟、死者1人、被災者13,000人に及ぶ被害が発生した。

2003年5月 地震

2003年5月23日、マグニチュード6.5-7.0の地震がジャンブール州で発生した。被災者は36,626人に及び、住宅や社会基盤に大きな被害をもたらした。

1993年5月 洪水

1993年5月、急激な温度上昇と豪雨により雪が解け、洪水による被害が発生した。5,500棟の家屋が倒壊し、10人が亡くなり、30,000人が家を失った。

防災体制

法制度

1991年8月21日に制定された大統領令により、緊急事態処理国家委員会が創設された。 また、市民防衛法や自然災害及び産業災害に関する緊急事態法が、自然災害の脅威などの緊急事態におけるカザフスタン国民の保護のための基本政策として機能している。
2004年3月19日に制定された大統領令では、国家が取るべき防災対策について規定し、これに基づいて、長期的な方向性を含む防災対策の方針が定められた。 また、国家中期展望プログラム2010-2012において、災害による被害を軽減することは重要な目標のひとつとして取り上げられている。

防災組織

緊急事態省(Ministry of Emergency Situations)が防災に関する中央政府における最高機関で、大規模な緊急事態や災害において対応策を実施する。 緊急事態省は、産業安全・技術的安全の管理を実施し、緊急事態の予防のための政策の調整を行い、国家消防機関を監督し、カザフスタンの市民防衛のための調整機関としての役割を果たしている。

防災計画

カザフスタン総合防災計画が中央・地方政府の防災対策実施の指針となっている。 どの行政レベルの計画や指示も、それぞれの任務や事情を踏まえ、このカザフスタン総合防災計画に沿って策定するものとしている。 カザフスタン総合防災計画は導入部と5つの節、そして結論と付録で構成されている。5つの節は次の通りである。一般規定、準備、対応、計画の施策が実行できなかった場合/実行が不適切であった場合の説明責任、承認手続きと計画の実施。

アジア防災センター協力機関

緊急事態省(Ministry of Emergency Situations)