モンゴル : 寒波 : 2002/12-2003/02 | |
GLIDE: |
発生期間 | 2002/12-2003/02 |
国名及び地域名 | モンゴル |
災害名 | 寒波 |
概要 | 2002年の夏が非常に暑く降水量が少なかったため、モンゴル全土のおよそ70%以上が干ばつ状況となりました。そのため72%におよぶ家畜が十分な栄養を取ることができず、また十分な飼料の備蓄ができませんでした。干ばつに加え、Selenge、Arkhangai、Bulgan、KhuvsugulやTuvなどの地域で273回に及ぶ森林・ステップ火災が発生し、飼料の減少を加速しました。9月から降り始めた雪により、現在では国土の90%以上が雪に覆われ、その半分あまりの地域で積雪は10-40cm、0.12-0.52g/cm3に及び、早い時期に降った雪は氷層となっています。こうしたことにより、放牧や繁殖が大いに阻害され、大きな問題となっています。 |
被害概要 | ||
人的被害 | 物的被害 | その他被害 |
ニュースソース:ADRCカウンターパートからの情報 | ||
2002年12月31日〜2003年1月2日および1月7日〜9日の雪嵐による死者 7名 | 2月25日現在、210,671頭の家畜が死亡 | Dzudにより社会心理学的トラウマが子どもを中心に発症している。モンゴル赤十字の2002年の調査によるとGovialtai地方だけで3,825人のトラウマ患者が報告されている。 |
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