| 国際連合は、1990年代を「国際防災の10年」と定め、国際協調行動を通じて全世界の自然災害の被害の軽減に取り組んできた。そしてこの「国際防災の10年」を契機として防災対策の一層の推進を図るためには、災害の形態や防災対策に共通点を有する、地域レベルにおける国際協力を推進していくことが重要な課題となっている。特に阪神・淡路大震災の経験を踏まえ、アジア地域における多国間防災協力を推進していくことの必要性については、1995年12月にアジア諸国等28カ国の閣僚レベルの参加により、神戸市で開催された「アジア防災政策会議」において提唱されたところである。アジア防災センターはこのような活動を推進し、各国・関係機関の防災専門家の交流、防災情報の収集・提供、多国間防災協力に関する調査研究等の活動を行うため、兵庫県神戸市に設けられた。 |