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ADRC活動報告

JICAフィリピン国災害リスク削減・管理能力向上プロジェクト

DRRMCEP2015.JPG2015年2月27日(フィリピン)

アジア防災センターは、2012年3月~2015年2月の3年間に実施されたJICAフィリピン国リスク削減・管理能力向上プロジェクトにプロジェクトメンバーの一員として参画しました。
フィリピン災害リスク削減・管理法2010(共和国法第10121号)は、2010年5月に制定され、災害リスク軽減・管理(Disaster Risk Reduction and Management:DRRM)という新たなアプローチに基づいた災害管理を実施するための法的整備がなされました。そして、この DRRM 法に示された活動の展開に伴い、国レベルの災害管理に関する最高意思決定機関を国家災害リスク軽減管理評議(National Disaster Risk Reductionand Management Council:NDRRMC)が設置されました。市民防衛局(Office of Civil Defense:OCD)は、このNDRRMCの事務局として、フィリピンにおけるDRRM 活動の中心的役割を担うことが期待されていました。プロジェクトはOCDのDRRMに関する能力を強化することを目的に実施されました。
プロジェクトでは、OCDの防災計画策定に関する活動、DRRM情報管理の標準化、DRRM教育訓練システムの強化、コミュニティDRRM活動支援システムの強化に対し技術的な支援を行いました。
アジア防災センターは、このうちDRRM教育訓練システムの強化に関して活動をおこない、優先的な研修プログラムとして国家・地方行政官および民間企業向けの研修プログラムを含む国家DRRM教育研修計画の策定や、OCDの職員向けの市民防衛教育研修プログラムの策定を支援しました。
本プロジェクトに関するさらに詳しい情報は、下記の最終報告書をご参照ください。
http://libopac.jica.go.jp/images/report/12231437.pdf
(pdf, 4.29MB, JICA Library)
(2015/02/27 10:40)
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