2011年10月27-28日(中国、北京)
2011年10月27-28日、北京の中国国際問題研究所で日中韓三カ国防災協力シンポジウムが開催されました。
これは10月28日に同じく北京で開催された日中韓防災担当閣僚級会合のサイドイベントとして実施されたものです。
日中韓から約30名の専門家が集まり、三カ国のこれまでの防災協力や今後の協力可能性について活発な議論がなされました。
シンポジウムは以下の4セッションから構成されました。
1) 日中韓各自の国内防災システム
2) 三国防災協力の現状と展望
3) 原発の安全性と三国間協力
4) 三国防災協力におけるマスコミの役割
アジア防災センターからは荒木田主任研究員が参加し、第二セッションでこれまでの国際防災協力の歴史、過去の三国間の防災協力、ADRCのアジア地域における防災協力、緊急援助における現状の課題、そしてより効果的な防災協力の可能性について紹介しました。
大学、行政、マスコミ等、異なる立場からの自由な発表と議論は今後の防災協力の推進に役立つものと思われ、今後もこのような取り組みが推進されることを期待します。
(2011/10/27 16:40)