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ADRC活動報告

ブータンGLOFプロジェクト

2010年8月17日 ブータン
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昨今の気候変動により氷河湖決壊リスクがまっていると言われています。アジア防災センター(ADRC)のメンバー国にはこのリスクを持つ国が複数あり、対応策の構築が緊急課題となっています。アジア防災センターではブータンをパイロットプロジェクト実施国として選定し、ハザードマップ作成方法の開発や、政府やコミュニティを対象としたワークショップの開催などを通じた防災能力向上を支援し、それら一連の活動方法をとりまとめたマニュアルを整備することにより、同様のリスクを持つメンバー国に資することを目的としたプロジェクトを実施しています。8月17日から荒木田主任研究員がブータンを訪問し、災害管理局(DDM)、地質鉱山局(DGM)、エネルギー局(DOE)等の関係機関、既に国際協力プロジェクトを開始している国際協力機構(JICA)と意見交換を行い、プロジェクト対象地区と想定しているプナカ県では県知事や学校長と意見交換を行って、DOEの早期警戒センターや現在の観測状況を把握しました。大まかな把握状況は以下の通りです。
・1984年にポ川にGLOFが発生し、ポ川を対象とした対策事業はUNDPが実施中である
・モ川上流のGLOF発生リスクがある氷河湖は5つ確認されているが危険性は低い状態であり、かつ定常的観測が困難である
・モ川にGLOF発生時の洪水水位を予測することは、現段階ではデータが不足している

ADRCとDDMは最終的に二ヵ年にわたる協力プロジェクトの全体像について合意しミニッツにサインしました。プロジェクトの全体像は以下の通りです。
・2009年に洪水が発生したモ川について洪水及びGLOF対策を行う
・モ川上流域にコミュニティを主体とした水位観測機器を設置し、早期警戒態勢を整備する。
・モ川上流域の標高地図を作成する
・プナカにおける過去の洪水記録に基づくハザードマップを作成する
・住民に対する防災教育と訓練を実施する
今回の調査中に、今年1月にJICA総合防災行政コース研修員で来日したノブ氏と再会することができました。研修の成果を生かして防災行政を進める人々を応援していきたいと思います。
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(2010/08/17 16:40)

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